20240101 将棋俱楽部24

自分が後手、戦型はゴキ中対超速2枚銀。

図①、33手目▲65同銀まで

▲24歩突き捨てからの▲37桂の形。
△65歩をつくのはいいとして、本譜はここで△42角としたが、そこで▲45銀とされたら43の地点が少し薄いのであまり良くなかったかもしれない。
ここは△51飛とすべきで、以下▲45銀△35歩▲同歩△同銀▲34銀△64歩▲同銀△36歩▲45桂△42角▲97角△52金左▲33歩△56歩▲32歩成△64角▲同角△63金▲42角成△37歩成、が一例で先手が少し良さそうではあるが難しい局面。

図②、43手目▲67金まで

本譜は△46飛~△36歩と攻めていったが、やはり少し攻めが細く、難しかった。
ここは△51飛とすべきで、以下▲26飛△25歩▲同飛△36歩▲21飛成△37歩成▲同銀△55桂、が一例で形勢は難しい。

図③、49手目▲29飛まで

本譜は△38と、と飛車を追ったが、それで飛車を取れるわけではないし、と金の働きが少し弱くなってしまっていることもあり、あまり良くなかった。
ここは△47と、と活用すべきで、以下▲54歩△45銀▲同歩△57歩▲53歩成△同角▲58歩△35角▲95歩△同歩▲65歩△58歩成▲同歩△57歩▲同歩△同と、が一例で形勢は難しい。

図④、61手目▲54歩まで

本譜は△52歩と受けたが、5筋に歩が使えないとこちらの攻めがだいぶ遅くなってしまい良くなかった。
ここは△56歩と攻め合いを目指すべきで、以下▲同金△47銀不成▲55金△58と▲79金△56歩▲77玉△57歩成▲53桂不成△68と▲61桂成△同銀▲63飛△51金▲74歩△同歩▲64金△同角▲同飛成△72金打、が一例で形勢は難しい。

図⑤、69手目▲75同銀まで

本譜は△77歩~△65桂と桂の活用を目指したが、▲73歩と攻め合われてみると完全に速度負けになってしまった。
ここは△38飛とすべきで、以下▲74歩なら△58と、とすれば攻め合い勝ちなので、▲29銀と受けるが、△34飛成▲53歩成△同歩▲11角成△45龍▲21馬△74歩▲同銀△75桂、が一例で形勢は難しい。

実戦はその後、▲73歩からの相手の攻めが厳しく、負け。

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