20231101 将棋俱楽部24

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、46手目△66角まで

いつもは中住まい系の将棋にしているが、今回は試しに美濃に組んでみた。
難しい中盤戦だったが、相手の動きが少し無理で図①の局面は先手が有利になっている。
本譜は▲66同歩と素直に取ったが、飛車を取られた後△57歩や△26歩のがあるので大変な勝負だった。
ここは▲56飛とすべきで、以下△77角成▲同金△65角▲55飛△54銀▲25飛△33桂▲21飛成△51歩▲22飛、が一例で先手有利。

図②、66手目△48成香まで

本譜は▲16歩と端歩を突いたが、この局面は後手玉に即詰みが生じていた。
手順としては、▲61龍△同玉▲62金△同玉▲54桂△52玉▲42桂成△同玉▲53角△33玉▲42角打△32玉▲33銀△23玉▲24銀成△12玉▲23金△21玉▲31角成、まで。

図③、74手目△64銀まで

本譜は▲52金と張り付いていったが、△39銀とされて△58飛王手からこちらの攻め駒を取る順が見えて、どう対処して良いかわからなくなってしまった。
ここは▲62金から攻めるべきで、以下△同金▲同成桂△同玉▲54桂△52玉▲33角△39銀▲同金△58飛▲38金打△54飛成▲55歩△同龍▲同角成△同銀▲54香、が一例で先手優勢。

図④、84手目△62金まで

本譜は▲63桂成△同金▲61銀と進んだが、相手に斜め駒を渡してしまうと自玉が詰めろになってしまうため、良くない寄せ方だった。
ここは▲62同金とすべきで、以下△同玉▲26角△53歩▲58香△28金▲同金△同銀成▲同玉△48飛▲38金△58飛成▲48金打△59龍上▲49銀△52玉▲54歩△同龍▲65銀、が一例で先手優勢。

実戦はその後、渡してはいけない駒の条件を把握していなかったために、攻めてるつもりが自玉が詰めろになってしまっていて負け。

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