中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、46手目△86歩まで

本譜は▲同角としたが、それには△45歩とされていたら後手ペースで局面が進んでいた。
ここは▲同歩とすべきで、以下△22金▲51角成△32金右▲95馬△45歩▲同桂△44角▲58飛△26角▲27歩△44角▲85馬△73銀▲75歩△同歩▲同馬△74歩▲53馬、が一例で先手微有利。

図②、58手目△55桂まで

図②の局面は角桂交換の駒得のため先手有利ではあるが、ここで相手の攻めが繋がるようなことがあると相手の玉がまだ手付かずなため、そのまま負けも考えられる場面。
本譜は▲37金としたが、△35歩の追撃が厳しく、またいつでも飛車切りから△69角などの攻め筋があるため、受け切るのが難しくなってしまった。

ここは▲57金とすべきで、以下△35歩▲同歩△67銀▲46角△78銀不成▲55角△54飛▲82角成△57飛成▲72飛△46歩▲36銀△47金▲58歩△87龍▲91馬△37歩▲27銀上△86龍▲34桂、が一例で先手有利。

実戦はその後、△69角の飛金両取りをかけられた時▲71飛の攻め合いを選択したがその手が悪手でそこからは後手良しとなった。
▲71飛に代えて▲58飛と受けに回っていれば、相手もそう簡単に攻めきることはできず、難しい将棋が続いていた。

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