中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。

図①、69手目▲39金まで

途中かなり難しい形勢だったが、飛車切りからの金打でむりやり飛車交換に持ち込んだのが好手で、そこから後手有利になった。
図①の局面は▲39金として飛車に逃げてもらって攻めを遅らせようとしたところ。
本譜は△27飛成としたが、▲57銀とされて互角の形勢に戻ってしまった。
ここは△58飛成と踏み込むべきで、以下▲同金△同歩成▲77玉△68桂成▲86玉△78成桂▲77角△89成桂▲54飛△99成桂▲同角△84香、が一例で後手優勢。

図②、87手目▲97角まで

本譜は△32歩として飛車の利きを遮り、▲64角に△73銀と受けるつもりで指していたが、読みの中の速度計算が間違っていて、単純に負け筋に飛び込んだだけになってしまった。
ここは△53銀とすべきで、以下▲86桂△49と▲74桂△73玉▲68金右△59と▲79金△68桂成▲同銀△77歩▲同銀△69金、が一例で後手有利。

実戦はその後、気づいたときには変化するのも難しくなっていて、そのまま負け。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?