20230722将棋ウォーズ③

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速。

図①、42手目△33銀まで

序盤は相手の△73桂に▲56銀が間に合う形。
図①は△54歩▲同歩△52飛と動いたところに、とりあえず銀を引かせた局面。
本譜は▲47金左と自重したが、ここは▲55銀左と相手の突き捨てを逆用して前に出る手があった。
以下、△13角▲44歩△同歩▲同銀△43歩▲33銀成△同桂▲45銀打△22銀▲44歩△同歩▲34銀△54飛▲43歩△56飛▲42歩成△同金▲44角、が一例で先手有利。

図②、56手目△58歩まで

この歩を取ると△57歩や△49銀が気になるため、本譜は▲39飛と逃げたが、踏み込みに欠けた一手だった。
ここは▲同飛とすべきで、以下△49銀には▲44歩△58銀不成▲43銀△31玉▲48金引△65桂▲52銀成△同金寄▲43銀、△57歩には▲同飛△65桂▲53歩△92飛▲52銀△57桂成▲同金△49銀▲44桂△33玉▲48金△78飛▲68銀、がそれぞれ一例で先手優勢。

図③、78手目△53玉まで

本譜は▲54歩としたが、△同玉の時に▲44金△65玉▲66金で詰むと勘違いした悪手だった。実際は金が1枚しかない…。
ここは▲55馬とすべきで、以下△33銀と飛車取りを受けるくらいだが、▲54歩から玉を下段に落としていけば勝ちだった。

実戦はその後、かなり危ない局面になったが、相手が駒を渡してくれたので勝ち切ることが出来た。

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