20231206 lishogi

自分が先手、戦型は中飛車対一直線穴熊。

図①、42手目△78角まで

ここまでは良い感じで指せてると思う。
まずはこの銀取りをどう受けるかが問題。
本譜は▲57金としたが、金が離れ駒になるのと、馬で25の桂が狙われやすい位置にいるのであまり良くなかった。
ここは▲67銀とすべきで、以下△89角成▲82飛△42銀▲81飛成△79馬▲47銀△45歩▲同歩△35馬▲36銀△46馬▲38金△57馬▲91龍△48馬▲同金右△79飛▲49香△99飛成▲14歩、が一例で先手有利。

図②、50手目△42銀まで

本譜は▲53桂成としたが、相手の金が囲いから少し離れる得よりも5筋に歩が使えるようになる損の方が大きく、良くなかった。
ここは▲81飛成とすべきで、以下△65歩▲49飛△87馬▲91龍△66歩▲18香打△33桂打▲同桂成△同金▲25桂、が一例で先手有利。

図③、54手目△45桂まで

本譜は▲13桂不成と端に桂を捨てた。先に桂を捨てることでいつでも端攻めが出来ると思っての指し手だったが、△同角▲45歩△46桂と進んで事態の悪さに気づいた。
この△46桂がかなり厳しく、もうすでにこちらに攻めの番が回ってこない局面になってしまった。そうなってしまうと相手の穴熊が遠く、先手不利になってしまった。

ここは▲45同歩とすべきで、以下△57角成▲同金△25馬▲91龍△45歩▲54歩△同金▲63角△53歩▲54角成△同歩▲44桂、が一例で先手有利。

実戦はその後、相手に寄せ切られてしまい負け。

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