中飛車対超速2枚銀

自分が後手、戦型は中飛車対超速2枚銀。

図①、47手目▲53歩まで

ここまでは駒の損得もなく、互角の勝負。
本譜は△44歩として次に53の歩を取れるようにしたが、後手を引いているので少し弱気すぎたかもしれない。
ここは△44金と強気に出てみたいところで、以下▲同角△同歩▲55桂△54銀打▲43金△53角▲同金△同飛▲31角△51飛▲42角成△52飛▲63桂成△同銀▲43馬△62金打、が一例で難解な形勢。

図②、55手目▲35歩まで

本譜は△53飛▲34歩△同金▲54歩、と進んだが最後の▲54歩が厳しくて先手有利になってしまった。
ここは△35同歩とすべきで、以下▲同銀△53角▲34歩△62角▲46銀△32金▲33歩成△45歩▲32と△46歩▲33角成△57歩▲同金直△65桂、が一例で難解な形勢。

また、別案として図①から△53飛▲34歩、と進んだ局面で△43金とするのも有力。
以下、▲33銀△57歩▲同金直△84桂▲42銀不成△同金▲44角△84桂▲69金△88銀▲66金△89銀不成▲77玉△84桂、が一例で難解な形勢。

図③、91手目▲74桂まで

途中相手が金を歩で取らせる踏み込みを見せてきたが、それが悪手で図③の局面はかなり難しくなっている。
本譜は△92玉としたが、▲58金△同歩成▲82銀と進み先手玉は詰まず後手玉は必死で、後手負けになってしまった。
ここは△72玉とすべきで、以下▲68金△85銀▲34銀△74銀▲23銀不成△63金▲32飛△62桂▲42角成△85桂、が一例で難解な形勢。

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