中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は相振り飛車で中飛車対三間飛車。

図①、18手目△72玉まで

今回の作戦は5筋の位を確保した後に▲66角型を作り、相手の端、玉頭方面で戦っていこうという狙い。
本譜は▲48玉~▲38玉から金無双に囲いに行ったが、58の飛車の利きがないと56の銀が浮いてしまうこの形において、囲いの組み合わせがあまり良くなかった。
金無双に組むなら、相手が△33角として向かい飛車に振り直そうとしてる場合にするべきだし、そもそも▲38金~▲49玉~▲48銀から組んだ方が▲46歩と十字飛車の筋を緩和しやすいので良さそうだった。

図②、48手目△82銀まで

本譜は▲17銀としたが、△15歩から後手の攻めが決まってしまい形勢を損ねてしまった。
この局面自体少し先手の作戦負けで、動かす駒も難しいため▲37歩と手を渡すくらいしかなさそう。
以下、△15歩▲同歩△同香▲17歩△37歩成▲同銀△36歩▲28銀△64歩▲84歩△同歩▲85歩△同歩▲16歩△同香▲同香△17歩▲19香、が一例で後手微有利ではあるが本譜より難しかった。

実戦はその後、綺麗に挟撃形の攻めが決まり、負け。

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