20230720将棋俱楽部24

自分が後手、戦型は中飛車対居飛車5筋対抗形。

図①、33手目▲24同飛まで

本譜はおとなしく△23歩としたが、ここは△33桂と跳ねていい局面。
▲21角には△23歩として、以下▲32角成△24歩▲43馬に△89角の強手があり、取ると△69飛が厳しくこれは後手優勢。
▲23歩には△57歩として、以下▲68金△35銀▲同銀△同歩▲53歩△同飛▲65桂△56飛▲22歩成△58銀▲57銀△69角▲同金△同銀不成▲同玉△57飛成▲68銀△45桂▲58歩△47龍、が一例で形勢は難しい。

図②、45手目▲94歩まで

本譜は△45桂と攻め合いを目指したが、将来的に△92歩と受けることを考えると、玉が狭く単純な攻め合いでは負ける可能性があり難しかった。
ここは△94同香と相手の攻めを受ける展開の方が良さそうだった。
以下、▲76角△93玉▲68金△84歩▲58飛△96歩▲94角△同玉▲98香△83玉▲96香△27角▲48金△94歩▲同香△63角成▲93歩△96歩▲92歩成△94玉、が一例で後手有利。

実戦はその後、相手の攻めをうまく受け止めることができ、反撃を決めて勝つことができた。

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