中飛車対糸谷流右玉

自分が先手、戦型は中飛車対糸谷流右玉。

図①、38手目△53歩まで

本譜は▲43歩成~▲44銀と攻めていったが、拠点を捨てる攻めなので少しもったいない攻めだった。
ここは▲75歩とすべきで、以下△同歩には▲74歩△同銀▲64銀△62玉▲54歩△同歩▲同飛△53歩▲同銀成△同銀▲74飛△63玉▲54歩△42銀▲75飛、が一例で先手有利。
また、△84飛には▲54歩△同歩(△75歩には▲53歩成△同銀▲43歩成△同金▲44銀)▲同銀△同銀▲同飛△53歩▲43銀△同銀▲同歩成△同金▲58飛△44歩▲32銀、が一例で先手有利。

図②、50手目△62玉まで

本譜は▲21銀としたが、その辺りの駒に手を付けるのもそうだし、△65角のライン上に駒を打つ攻めでもあるので、良くなかった。
ここは▲44歩とすべきで、以下△15歩▲43銀△25桂▲32銀成△44角▲55金△35角▲26銀△16歩▲18歩△37桂成▲同銀上△13角▲75歩△同歩▲64金△同銀▲74桂、が一例で先手有利。

実戦はその後、相手の角切りからの攻めをもろにくらってしまい負けの局面もあったが、次の一手のような退路封鎖の金捨てを見逃してもらえたので形勢不明に。
最後は相手の逃げ方が悪かったこともあり即詰みに討ち取って勝ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?