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中飛車対居飛車穴熊

自分が先手、戦型は中飛車藤井システム対居飛車穴熊。

図①、26手目△12香まで

本譜は▲45歩から仕掛けたが、現状歩と銀の攻めなので堂々と△11玉と潜られていたら穴熊完成を間に合わされそうで、あまり良い仕掛けではなかった。
ここは▲37桂とすべきで、以下△11玉▲59玉△32金▲45歩△同歩▲48飛△24角▲45銀△57角成▲44歩、が一例で先手微有利。
手損にはなってしまうが、▲59玉とすることで▲48飛のスペースを作り攻めが厚くなっている。

図②、54手目△34飛まで

本譜は▲35歩△同飛▲48金と受けに回ったが、一時的に相手の攻めのターンが続く展開になってしまい、良くなかった。
ここは▲44成銀とすべきで、以下△38飛成▲34歩△24銀▲33歩成△同銀直▲34桂△同銀▲33金△同銀▲同成銀△13玉▲34成銀△同龍▲33飛、が一例で先手優勢。
対局中もこの手は読みの中に入っていたものの、▲34歩の局面が詰めろかどうかが判断できなくて踏み込むことが出来なかった。
今見てみると懸念していた手順でも詰むことが分かったので、実戦でもちゃんと読み切って踏み込めるようになりたい。

実戦はその後、しっかり相手の攻めの隙間を縫って反撃を決めて勝ち。

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