中飛車対△63銀型居飛車穴熊

自分が先手、戦型は中飛車対△63銀型居飛車穴熊。

図①、30手目△73桂まで

図①の局面からは2つの方針が選択できた。
1つ目は▲78飛から石田流に組み直すこと。対局中はこれを想定していたものの、7筋交換の前に△84飛を間に合わされてしまい、△74銀~△75歩の変化を与えてしまった。

2つ目は▲58金左△84歩▲77桂として、次に▲65歩からの攻めを狙うこと。
△85歩から飛車先を突破されてしまうようでも、▲65歩からの攻めの方が早く、相手は囲いが完成していないので強い戦いが出来ない。

この2つの方針はどちらも有力で、好きな方を選べば良さそう。

図②、100手目△68金まで

中盤は難しい展開が続いたが、何とか捌くことに成功し、図②の局面は先手優勢。
本譜は▲65飛成としたが、穴熊相手に相手の攻めを切らしに行く展開にするのはあまり良くなかった。
ここは▲43桂とすべきで、以下△59金▲31桂成△同金▲59金△41飛▲同飛成△同金▲61飛、が一例で先手優勢。

最後は角切りから玉を引っ張り出して、そのまま寄せ切って勝ち。

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