20230706将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、32手目△73桂

普段この戦型だと3筋の歩交換を防ぐために浮き飛車に構えることが多いが、今回は相手が3筋の歩を伸ばしてこなかったので普通に銀を繰り出している。
65の地点が争点にできそうなので、そこからの攻めを狙おうと思っていたが、図①の桂跳ねで相手の端が弱くなったので、ここは▲95歩から端を攻めた方が良かった。
以下、△同歩▲同香△同香▲同角△94歩▲68角△35歩▲65歩△同歩▲86角△15歩▲64歩△62金引▲75歩△同歩▲15歩△36歩▲同歩△13角▲74歩、が一例で先手有利。

図②、50手目△36同銀

本譜は▲同銀から相手の攻めに対応してたが、△78銀から攻め駒を攻められ、嫌な感じの局面になってしまった。
ここは▲75歩とした方が良く、以下△68歩▲79飛△75歩▲74歩△15歩▲75角△16歩▲18歩△47銀不成▲同金△37歩▲36歩、が一例で先手有利。

図③、70手目△45歩

銀角交換の駒損になってしまったが、玉頭に歩が伸びていて、そこから攻められそうなので先手良しの局面。
本譜は▲45同歩と相手してしまったが、ここは▲86桂と攻め合いを目指すべきだった。
以下△73角と受けてくれば、▲74桂△71玉に▲45銀と手を戻すくらいで先手優勢。

実戦はその後、自玉が詰みがないことを見切って、相手玉に詰めろをかければ勝ちだったが、変に相手の攻めに対応してたら、気が付けば逆転模様になってしまっていた。
ただ、最後は相手の受け間違いにより即詰みに討ち取って勝ち。
勝つには勝てたが、終盤の見切りが全くできてない残念な内容だった。

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