20230726将棋ウォーズ②

自分が後手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、39手目▲25銀まで

ここまでは相手の早めの▲46歩をとがめて、形勢は後手良し。
角を渡すと▲53角の王手飛車が気になったので、本譜は△52金左と自陣に手を入れたが、以下▲24銀△同歩▲48玉と進んでみると、いまいちパッとしない局面になってしまった。

ここは△15角とすべきで、次の△59角成が意外に受けづらい。
▲26銀と角に当てて受けると、△同角▲同歩△59銀から後手の攻めが続く。
なので角成はあきらめて▲77角とするくらいだが、△59角成▲88飛△15馬▲34銀△44飛▲16歩△42馬▲23銀成△82玉、が一例で後手有利。

図②、69手目▲78馬まで

本譜は△56銀として相手の玉頭にプレッシャーをかけに行ったが、▲54桂と逃げられてしまい損だった。
ここは△46金とシンプルに攻めるべきで、以下▲同歩△同飛▲57玉△49飛成▲48金△29龍▲66玉△19龍▲54歩△53歩、が一例で後手有利。

図③、83手目▲68同馬まで

本譜は△57金打と攻めていったが、▲52成桂と金を取られた手が厳しく負けにしてしまった。
ここは△42金と成桂を取るべきだった。気になっていた▲46馬は△49飛が王手馬取りになるので大丈夫だった。
△42金以下、▲26角△53歩▲44飛△43飛▲同飛成△同金▲58銀△47金打、が一例で形勢は難しい。

実戦はその後、相手のミスで少し形勢が近づくが、そんな局面で持ち時間が切れてしまい負け。

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