20231230 将棋俱楽部24

自分が後手、戦型はゴキ中対一直線穴熊。

図①、51手目▲78同金まで

ここまでは調子よく攻めれていると思う。
ただ、ここでぬるい手を指してしまえば相手からも▲52桂成からの攻めがあるのでしっかり読みを入れて攻めなければならない。

本譜は△56歩と角の利きを通したが、まだ相手の穴熊に手がついていない状況で角道だけ開けてもあまり攻めにならず良くなかった。
ここは△96歩とすべきで、以下▲同歩△97歩▲同香△同桂不成▲同桂△84香▲52桂成△同金▲75金△86香▲76金△56歩▲66歩△96香▲98歩△97香成▲同歩△96歩▲98香△87香成▲同金△84桂、が一例で後手有利。

図②、57手目▲52金まで

本譜は△66桂として金を狙っていったが、△78桂成▲同飛と進んだ局面で龍を動かすと自玉が詰んでしまう状態だったので78の飛車を取ることが出来ず、そうなると先手の飛車が攻防ともによく利く駒になってしまい、先手勝勢になった。
ここは△57歩成とすべきで、以下▲53角成△82玉▲62金△81金▲75金△66桂▲55歩△67と▲同金△同銀不成▲72金△同金▲63銀△同金▲同馬△77桂不成、が一例で後手優勢。

実戦はその後、きれいに穴熊の遠さを活かされる形になり負け。

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