第11期久遠戦 準決勝 対ロガーさん

自分が先手、戦型は中飛車対43銀63銀型持久戦調。

図①、56手目△82飛まで

本譜は▲64歩から角金交換の駒損でも攻めていこう、という気持ちで指したが、後手を引く攻めで、飛車も狭い状態なので、あまり良い攻めではなかった。
ここは6筋は一旦触らずに、▲38金と駒組すべきだった。
以下、△22玉▲36歩△32金▲26角△65歩▲同銀△72飛▲45歩、が一例で先手有利。

図②、76手目△33銀まで

本譜は▲44歩としたが、少し攻め方が軽すぎたかもしれない。
ここは▲55銀として、しっかり歩の拠点を作っていった方が攻めもわかりやすかった。
▲55銀以下、△75歩▲66飛△45歩▲44歩△74銀▲64歩△65歩▲43金△22玉▲56飛△88角▲33金△同玉▲63銀、が一例で先手優勢。

実戦はその後、攻めがただの銀交換に終わってしまい、せっかくの優位を不意にしてしまったが、飛車が捌けたことにより一気に優勢に。
最後は粘る相手を振り切って、何とか寄せ切り、勝ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?