20231225 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は中飛車対右四間飛車。

図①、50手目△11歩まで

図①の局面は飛車の行き所がなく先手不利に見えるが実はそうではなかった。
本譜は▲23と、として角飛交換で駒の損得なしとしたが、せっかく作ったと金がなくなってしまったのは良くなかった。
ここは▲42飛成とすべきで、以下△同角▲67香△52金上▲22と△99龍▲45歩△33角▲23と△26歩▲同歩△35桂▲69歩△22香▲33と△同桂▲35角△同歩▲44歩△同銀▲42歩△同金▲34桂、が一例で先手有利。
手順中の▲67香が好手で、歩切れの相手はこの香の利きを止めにくく、そうなるとこの挟撃形の寄せを振りほどきにくい。

図②、68手目△96龍まで

本譜は銀取りを受けるために▲67金としたが、そこで△26歩と攻められていたら先手不利だった。
ここは▲14角とすべきで、以下△51玉▲53歩成△同金直▲65銀△26歩▲同歩△27歩▲同銀△25歩▲97歩△87龍▲54歩△26歩▲53歩成△27歩成▲同玉△53金▲54歩△26歩▲同玉△54銀▲同銀△同金▲43銀、が一例で形勢は難しい。

図③、78手目△35桂まで

本譜は▲74歩として、何とか挟撃形を作り攻めようとしたが、仮に▲72とまで進んでも詰めろでないため良くなかった。
ここは▲35同角とすべきで、以下△同歩▲53歩△同金直▲65桂△98龍▲48歩△89飛▲38銀△21香▲33馬、が一例で先手有利。

実戦はその後、攻め合いに活路を見出そうとしたが王手馬取りをくらって終了。結果は負け。

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