指す将順位戦8th 入れ替え戦 対にっし~さん

自分が先手、戦型は中飛車対角交換ミレニアム。

図①、30手目△21玉まで

対局相手がにっし~さんに決まった時点で、この戦型になるのは予想はできていたので、本譜の▲55歩の仕掛け自体はほぼ予定通りだったのだが、想定してた局面と少し違うのに気づかなかったのがいけなかった。
本譜の順は完全に無理筋で、早速劣勢になってしまった。

図②、56手目△12同玉まで

劣勢を自覚しながらも、▲66角~▲38銀打で粘る態勢。
図②の局面は端攻めから香を取って、わりと頑張れてる気がした。
本譜は▲71角から攻めたが、攻め駒が少ない中で25の桂を取られたら攻めなんて繋がるわけがなかった。
ここは▲26歩とすべきで、以下△21玉▲65桂△25金▲同歩△35桂▲36角△64歩▲77角△52飛寄▲63角成△69飛成▲68金、が一例で後手有利ではあるが本譜より良かった。

図③、77手目▲22馬まで

▲22馬を指す直前まで桂を持てば相手玉が詰むから勝ちだと思っていたので、△42玉が見えて内心かなり焦っていた。
ただ、△36桂からと△39銀からの頓死筋を気を付ければ大丈夫と自分に言い聞かせて、▲22馬と指していた。

そんな葛藤があったが、実戦は△22同玉としてきたので▲12飛から詰まして勝ち。

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