20230925 81dojo

自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、33手目▲68同金まで

図①は相手の陣形の隙をとらえ、飛車角交換に持ち込んだ局面。
本譜は△79飛としたが、▲23飛が攻防の一手で互角の将棋。
ここは△25飛とすべきだった。
以下、▲27歩には△65飛▲58金上△25飛から駒得を主張してじっくり駒組。
▲59金には△45角▲26歩△同飛▲28銀△89角成▲17角△28飛成▲同玉△62銀上▲74銀(▲23飛には△32銀~△99馬)△99馬▲73歩△同桂▲同銀成△同金▲65桂△26歩、が一例で後手有利。

図②、45手目▲46同歩まで

本譜は△27角としたが、ここは△35桂とした方がわかりやすかった。
△35桂の方が△27歩成や△47角など複数の厳しい狙いがあるため、その全てを受け切るのは難しい。
△35桂以下、▲36角△27歩成▲48玉△47歩▲58玉△94角▲76歩△73桂▲34龍△65桂▲54龍△52銀▲65龍△99龍、が一例で後手有利。

図③、49手目▲59玉まで

この局面は対局中、持ち駒に桂しかなく、攻めをつなげるのが難しいと感じていた。
本譜の△35桂は時間に追われ、読み切れないまま指してしまった。
実戦は▲26龍だったが、▲21歩成と攻め合われたら後手が厳しい局面だった。

ここは△99龍と香を取るべきだった。
以下、▲21歩成と攻め合いで来る手には△66香▲31と△68香成▲同玉△49角成▲41と△62玉、後手玉は73の地点から逃げれるので、意外に耐えている。
▲77角と受けてくる手には△79龍▲21歩成△67香▲同金△49角成▲同玉△69龍▲59香△35桂、が一例で後手優勢。

図④、63手目▲27龍まで

後手優勢な局面ではあるが、先手も龍を自陣に引いて粘りに来ていてこちらとしても攻め駒が少ないので対局中は評価値ほど有利を実感できていなかった。
本譜はとりあえず△39成香と銀を取ったが、△78金からの手順を見ると、味消しになっていたかもしれない。
ここは△78金とすべきだった。
△68金~△69龍を上回る攻めがないので▲77角と受けるくらいだが、△79龍▲78金△同龍▲68金△77龍▲95角△73桂▲77角△65桂▲95角△61玉▲73歩△62金▲34歩△39成香▲同玉△25桂、が一例で後手優勢。

実戦はその後、相手が自玉を受けずに攻めてきたので、詰まして勝ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?