とある会話から生まれた物語−08

『不良さんと真面目さん』

0:不良さんの家
不良:いらっしゃーい、今日はありがとねー
真面目:お邪魔します
不良:その辺座って、なんか飲むでしょ?
真面目:あ、お茶買ってきたからどうぞ
不良:え、ありがとー。コーラもあるじゃん!2リットル2本も重たくなかった?
真面目:好みがわからなかったから。重たくはなかったよ
不良:そもそもこっちが勉強教えてもらうんだから、飲み物とかよかったのに
真面目:自宅にお邪魔させてもらうんだから当然だよ
不良:氷2個でいい?
真面目:ありがとう
不良:どっち飲む?
真面目:じゃあお茶を
不良:あたしはコーラにしよっかな
真面目:あ、じゃあ私もコーラで
不良:なんで?
真面目:いや、2人で同じのを飲むつもりで大きいサイズを買ったので。
真面目:あと、炭酸は早く飲まないと炭酸が抜けるし
不良:そんなの気にしないよ
真面目:コーラ入れますね
不良:ありがと
真面目:あのー
不良:なに?
真面目:髪、濡れてますけど大丈夫ですか?
不良:あぁ。さっきまでお風呂でペヤング食べてたから
真面目:ん?お風呂で?
不良:そう。湯船に浮かべておくと麺が冷めないんだよ
真面目:浮かべる?
不良:ちゃんと下で支えるよ?持ってないと沈むからね
真面目:えーと。時間がなくてしかたなくお風呂でご飯を?
不良:今朝は確かに寝坊したけど、よくやるよお風呂メシ
真面目:はぁ。ご飯を机の上以外で食べる発想なかったです
不良:おいしいよーのんびりお風呂で食べるご飯
真面目:私って本当に真面目というか、固定概念に囚われているんだなって今思いました
不良:そっか、よかったねー
真面目:はい。


ひとまずここまで。
続きは未定w

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