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商売の正解は「在庫を増やす」こと


こんにちは、暑くて暑くて本業の縫い物が全く捗りません。
ソーイングにおいてアイロンは縫うよりも大事だといつも言うのですが、そのアイロンがこの暑さで辛いので、文章を書く方に逃げてきました。

実はずっと書こうと思っていた話があります。それは「在庫」は商売において、何よりも何よりも何よりも大事で、それこそが宝だという話です。
今、店頭にあなたが並べている商品よりも、です。
観念的に「商売にとって大事じゃないものはないよね」みたいなイメージや雰囲気の話ではなく、私も昔はこれを本当の意味で理解できていなかったのですが、今はとてもよくわかるし、何より大事かも。
そして非常に現実的な話です。

商売をしている方、在庫=売れ残り、だと考えていませんか?

在庫を売れ残りのイメージで捉えている方、あとは、これまで商売をした経験がなく起業をされた方などには大事で、ぜひ届けたい話です。
私も昔はこれが理解できなかったし、理解できないことが問題だとすら思わなかったんです。商品を作ってそれが綺麗に売れればそれで良いのだと思っていました。
最初は読んでもあまり理解できないというか、ピンとこないかもしれません。
だって在庫=売れ残りで、そして売れ残りは良くないもの、という認識は、割と感覚的にはそうだなと思う人の方が世の中的にも多いのではないかと思うし、特にそれで問題もなさそうだからです。でもそんなことはないんです。そして私自身が、この感じを身体ごと理解するのに時間がかかりました。だからそんなすぐに伝わる話でもないかもしれない、でも大事だなと思うんです。

余談ですが、ソーイングを趣味にしている人が、縫うよりも買うスピードの方が速くて山のように溜まっていく布、家族に見られないようにこっそり奥にしまっているその布を「罪庫布」と呼ぶことがあるようなのですが

罪なんかじゃなくて、それは、れっきとした「資産」です。
もちろんそれをどう扱うかが大事なのは言うまでもないのですが、何でもかんでも断捨離してスッキリさせるのが良い事だと思っていると、実は商売というのはうまくいきません。(ちなみにおそらくプライベートもうまくいきません。だって構造は同じだもの)

今日は商売における在庫に対する意識の重要さついて書いています。
いろんな角度から書いてみるので、読んでくださる人がどこかでしっくりくることを願って。
トータル8500文字強くらい、続きは500円で読めます。ぜひどうぞ。
もし追加希望の内容があれば私にできる範囲で追加できます。

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