自分なりの投票ビギナーズガイド政治編

選挙とは『政治』的な『投票』と捉えて、初心者向けに、それぞれを小さく分離してから順々に考えてみました。

初心者にとって、1番厄介な『政治』に対しての捉え方をまとめてみたいと思います、


政治はとても重要な事柄です

言わずもがな、です、
そして、誰もが真剣に考えているが故に、言い争いや罵詈雑言、場外乱闘のようなやりとりが目につくと思います。

政治初心者にとって、政治をどう捉えるべきか、どう考えるべきかというのは、非常に重要な一歩です。
なのですが、そんな光景ばかりを目にしていると、これが『政治』なのだと勘違いしかねません。
むしろ、絶えず言い争いや貶し合いを繰り返している様子は、政治への参加を尻込み、辟易させてしまうのではないでしょうか。

政治への参加を訴えながら、参加しづらい状況を作り上げているというが、現状のように思うのです。


言い争いがメイン、ではありません

初めて選挙に参加する、政治を考えてみる初心者が、気にかかったり勘違いしそうな部分を、自分なりにまとめてみたいと思います。

まずは、政治問題への認識です。

・何かしらの問題は、常に、無数に、様々な分野に於いて、大小問わず、存在しています。
これは家庭や会社内と同様です。国という枠組みに大きく拡がって、構成する人員も桁違いに増えただけです。
ただし、家庭や会社内でも厄介な問題や相互不理解が存在しますから、それより複雑多数な問題が出てくるのも、当然です。


・問題の優先順位は、状況に依って変わりますし、個人の価値観でもバラバラです。
自分が最重要だと考える問題を、後回しで考える他人がいる一方、自分が優先順位を下げている問題こそが、何を置いても優先するべき最大重要問題だと捉える他人がいます。
この価値観の差を理解した上で、相手と話し合うのが大事になると思います。互いに自分が考える重要事項をぶつけ合っても、大した解決には繋がりません。
それこそ、バトルスタートの開始の宣言に他ありません。


・問題のジャンルは、経済や福祉や教育、国防や外交などなど幅広く存在しており、ジャンル内でも大小様々な無数が絡み合っています。
全ての問題の相互関係を把握する必要は、ありません。可能なら理解したくなるのが人情かもしれませんが、おそらく物理的にも不可能です。


・正解の政策はありません。正解に近い政策はありますが、それも現状という条件が付きます。何かしら状況が変わったり、時代が経つにつれて、新たな問題が発生したりします。


・問題というのは、どの時代にも常に存在しています。
どの時代にも存在するということは、過去から勉強ができますし、未来に対策することも可能です。


有権者レベル1

それでは初心者有権者として、選挙をどのように捉えるべきでしょうか。


・全ての問題に対して、正解を出すことは不可能です。
問題の複雑さやジャンルの幅広さがネックになりますし、前述したように、少しでも条件が変われば別の問題が発生してしまいます。


・自分と全く同じ考えの候補者や政党というのは、ほぼ存在していませんから、方向性が似ていたり、ピンポイントで政策に賛同できる、といった程度で投票しても構いません。
一から十まで賛同した候補者でなければ投票できない、わけではありません。
どうしても全ての政策に納得できないのであれば、いっそ立候補を視野にいれるのも有りです。


・必ずしも、問題を全て網羅していなくても構いません。
気になった分野から理解を深めることで、次第に関連問題への理解も進んでいきます。
誰しも、始めから完全な考えを持っているわけではありませんから、まずはお試し感覚の投票で構いません。これから政治に慣れていけばよいのです。


・公約した政策が行われなかったり、想像していた社会に繋がらないと判断したら、文句を言って構いません。
次の選挙では別の候補者に投票しましょう。
有権者が、政治家を選んでやるのです。


複雑社会

どんどんと問題が複雑化拡散化している気がします。
より難しい問題も出てくるでしょうから、今から政治に参加するというのは、なおさら大変かと思います。
ですが、これは自身のためでもあり、未来のためでもあります。
気後れせずに、簡単な所からで構わないので、少しずつ政治に慣れて、選挙にも参加してもらえると嬉しいですね。

あくまで自分なりの考え方ですので、別の価値観や考え方も無数にあります。
自身なりの考えもまとめてみたり、他の方の考え方を探してみるのも、十分に有りだと思います。

与太話に、政治関連は難しいですね、色々と。
お時間をいただき、ありがとうございました。

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