大人版 ワクワクさん
どうも、こんにちは。弟です。
本日のテーマ。
「もしも世界が100人の村だったら」を真剣に
私なりに考えてみたいと思います。
もちろん、そのような本が過去に出版されて
人気があったことは知っております。
もちろん読んだことはありません。
私、田中ゆうすけがこの異世界に転生して
実際に生活してみたいと思います。
異世界旅行の旅に
皆さんをお連れしようと致しましょう。
では、いってらっしゃい。
しっかりと読み終わったら実世界に皆さん
戻ってきて下さいね。
また、コメント欄で会いましょうね。
(現実世界にて)
世界中では強盗、殺人、轢き逃げ
といった凶悪事件が起きてきた。
あなたが朝食を食べようとしている今もまさに
事件は起きようとしているのである。
もちろん。
そんなことを気にかけることも当然ない
ゆうすけは今日も
底がつきかけの貯金を下ろし、万札を握りしめ
「1万円だけ、1万円だけ」と心に決めてパチンコ屋に
向かうのである。
しかし
数分後には、「後1万円だけ、後1万円だけ」
と心に決めてATMに向かうのである。
そして、夕方にはなぜか5万円負けていた。
そんな生活を毎日のように
まるでタイムリープをしているかの如く
繰り返していた。
「はぁー。,今日も大負けか。。。
牛丼でも食べて帰るか。。」
気づけば2週間連続の牛丼屋で
パチンコのYouTubeを見ながら牛丼に温泉卵を
のせて食べる。
こんなくだらない毎日に
そろそろ飽き飽きしだしていた。
「もう、パチンコ辞めるか
そうだ。明日、全財産で勝負して最後にしよう」
(次の日)
決意を見破ったかのような、
大勝ちをするのである。
そして、当たり始めの嬉しいという感情から
「私は天才なのか?あそこで当てる確率0.00006%やぞ!」と我はこの世の覇者なり!と考え始める。
「0.00006%!これはパチ屋から出た瞬間に
隕石頭の上に落ちてくる確立くらい低いぞ!
気をつけないと!」とニヤニヤしながらパチ屋を
出るのである。
この時、ゆうすけはある者からの
視線に気付くことはない。
「こんな時こそ、節約。節約。パチンコ初心者は
勝ったからといって高級寿司や高級焼肉を食べに行くが俺は違う。」
この時に、パチンコが最後なんて考えは
どこにもない。
「さぁ、2週間と1日目の牛丼食べに行くか」
(パチンコ屋を出て牛丼屋へ向かう裏道)
「えっ!えっ!やばい。死ぬかも。。」
倒れ込んだゆうすけの周りには
陽の光が入らない裏道のためか黒にしか見えない血が
大量に流れた。
ゆうすけが大勝ちした台を元々打って大負けした人間の犯行だった。
今にも気を失いそうにながら
虚ろ虚ろ自分に語りかけるのである。
「もう、口が牛丼の味になっているのに」と
口の中は鉄を噛んだような変な味が充満している。
そして、ゆうすけの意識は消失する。
ぽわわわーーーん。
(異世界に転生する時の音である。)
理想のシャキーン!とはかけ離れ!
周りには頭の悪そうな天使が3匹飛んでいる。
(そして、ここは99人の村である)
そして、今まさに100人目の爆誕である。
「.......」
目を覚ましたぞ!!みんな集まれ!
目を開けると大勢の人が不思議そうに
こちらを見ている。
祭壇のようなところで
寝ていたようだ。
ゆうすけはすぐに察した
私はパチンコ屋を出た後に誰かに背中をナイフで
刺され死んだのだと、訳の分からないところに
転生してことに。
(実世界でアニメを見過ぎてきたことが
功を奏したのである。あーリゼロのアニメ面白かったなぁ)
しかし、アニメでは村人99人が
若いピチピチの可愛い女エルフだったりするのが
定番なのだが。
薄汚れた服に身を纏った
何の現代知識も持ち合わせていない村である。
しかし、彼らが話す内容は理解することが出来る。
老若男女の比は実世界と同じ
こういうのは始めの自己紹介が大切なのだ。
かますぞ、俺。
「皆、聞け。我は海の底の底より必死に浮かび上がりし神。我が名はオーシャン。皆を幸せにする者である。決して天より舞い降りしなどと一般的な神とは違うのである!!」
あれ?
みんな?みんな?冗談だよ。
村人達は、手を合わして涙を流して泣いている。
聞くところによると
雨が降らないことによる喉の渇きに
耐えられず頭の悪い1000人は海の水を
がぶ飲みしてしまい。干からびて死んでしまった
とのこと。(喉が渇いたが理由に、海の飲水を飲むことは絶対的禁忌事項である。体内の塩分濃度が上がり。体がさらに脱水状態になるのである)
残りの99人も耐えられなくなり死を覚悟で
水を求め、海に向かっていたところ。
砂浜に打ち上げられていたオーシャン様を見つけたとのことであった。
ゆうすけは思うのであった。
「海に住んでる神なのに、砂浜に打ち上げられるなんて普通に考えたらおかしいと分かるだろ!」と
まーこうなってしまったものは仕方がない。
頭の悪いこの村人達をオーシャン様が助けてやるとするか。実際助けて貰った訳だし。
まずは、こいつらに
海水から飲水を作る方法でも教えてやるとしますか。
こうして、ゆうすけ(オーシャン)の
村作りが始まったのである。
続く。
次回兄へのテーマ
「昔話」について