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ピアノ徒然日記
私はここのところずっと古典物(モーツァルトとベートヴェン)に力を入れています。
以前、先生には「大人の趣味なんだから無理してベートヴェンのソナタを弾かなくてもいいんじゃない?」と言われました。
30代の頃はロマン派ばかり弾いていて、ソナタアルバム1に入っている曲を練習曲代わりにしていました。
弾けないところを抜き出し練習するというのは同じなのですが、なんというか・・・ロマン派の作品よりも仕上がりがイマイチなんですよね・・・
古典はごまかしがきかない!
ずっと言われてきました。
それが嫌でやはりきちんとモーツァルトやベートーヴェンのソナタを弾きたいと思い取り組んでいます。
ベートーヴェンは本当に手ごわいです。
昨年はずっと悲愴ソナタを弾いていました。
これは本当にいい勉強になりました。
ベートーヴェンの作品を弾くには我慢が必要。
6月に発表会で一楽章を弾くために、半年間必死で練習しました。
今はストリートピアノがあるので、人前で弾く練習はよくストピで弾いたりしていました。
拍手をいただいたりするととても嬉しかったです。
人前で弾くにしてもベートーヴェンの作品を表現したい一心でした。
私は将来ショパンのバラードなどをきちんと弾くには、やはり古典のテクニックが必要になると思っています。
趣味だけど好きだから上手くなりたい!
もうこの思いに尽きます。
今年も発表会の打診をいただきました。
子供の頃習っていた先生が6月、現先生の発表会が5月です。
何を弾こうか・・・
現先生には「是非、田園ソナタを弾いてください!」と・・・
恩師の先生には「ベートーヴェンよりももう少し軽めの短い曲を。」と・・・
うーーーーん・・・と思い、昔弾いたモーツァルトソナタのK332の一楽章を弾いたりしています。
一応、弾けるようにしておこうと・・・
ショパンエチュードは10-9を手掛けています。
高速の左手の跳躍は脱力、手首の柔軟性の練習になります。
でも今、更年期で関節が痛くなったりするので、こちらを発表会の曲にするのに迷いがあります。
短くていいんだけど(笑)
ショパンエチュードをレッスンで初めてみていただいた時に、先生にこう言われました。
「さすがロマン派は弾きなれてますね~」と。
裏を返せば、ロマン派はすんなりと曲になるのに
古典は弾けないよね~~
と言われているようでしたよ(笑)
いつの日か先生に「古典もそこそこ弾けるようになりましたね」と言われたいです!
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