推しのいない無気力

推しを推すことをやめた。やめきれたとは言えないけど、ゆるやかに興味を失っている。

推しの情報はTwitterで確かめるけれど、わざわざ長時間推しをリアルタイムで見ることをしなくなった。気になるコンテンツが無いと気が付いたから。

代わりに2か月前に知ったゲームの二次創作や実況動画を見たり、原作ゲームを自分で遊んだりしている。

凪いだ毎日、とってもいいことのはずなんだけど、今ものすごい虚無感に襲われている。なにか新しいコンテンツに触れて、リアルタイムで追いかけたいのに、新しいコンテンツに触れるのがどうしても怠い。
漫画とか、アニメとか、特撮とか、昔好きだったはずのコンテンツになんとなく手が伸びなくなった。

無気力な日々には向上心も無ければなんの張りもないし、正直毎日眠い。
まだ若いはずなのにこんなのでいいのかな。
それとも一般人って常にこんな感じなのかな。

文章も思い浮かばない。以前はたくさんかけていた絵コンテが全く思い浮かばない。二次創作の原動力もない。
もともとどんなに過疎ジャンルでも自分の幻覚を煮詰めて自分の為に二次創作していたオタクだった。高校の頃は本当に世界でひとりかふたりくらいしか人口のいないジャンルにいた。それでも毎日文章を書いたり絵を描いたりするのが割と楽しかったのに。

推しのいない無気力、これが健康的な生活と言われればそうなんだけど、代わりに今まで私が楽しんできた趣味の一切がすっ飛んでいった。
虚しい。

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