片付けへのこだわり強めに

多分ミニマリスト的生活に向いている。

片づけが得意だ。周囲には片付けが苦手な人が多いが、中学生の頃に読んだこんまり流の本を読んだことでアハ体験的に片づけができるようになったのだ。

家の中が基本的に混沌としていて、他人を家に上げられない。
これが小学生の頃のコンプレックスで、なぜ片付けしろと言う母は片づけの仕方を教えてくれないのだろうとムカついていたこともあった。

学校図書館においてあったこんまり流の片づけ本を読んだのが中学二年生の頃。あの本の素晴らしいところは、その通りに実践することができるだろうと感じさせてくれるところだった。帰り道で夢中になって読み、読み終わって家で早速自分の部屋の片づけを実践した。
できた。
あの時の達成感が忘れられない。脳がキュインキュインした感覚がした。私はあの時の快楽に記憶が紐づけられて、片づけが得意になったのだった。

片付けの方法

1 片付けたいエリアの物をとりあえず出す
2 ときめかない・実用性の少ない・長期間使っていないものをゴミとして捨てるか売る
3 残ったものに対して住所を決める

これ。こんまり様の受け売りそのままだが、あの本はそれを実践したい!と思わせてくれる書き方が何よりも素晴らしいので是非読んでほしい。

そして、この形で片づけを行ったエリアはもう混沌とすることが無い。少なくとも自分のみの生活圏なら、多少散らかっても簡単に復帰できるのだ。
ありがとうこんまり様。

それはそれとして

自分は物を増やすことを滅多にしない。
コスメもグッズも生活用品も服も、最低限しか買わない。物を集める趣味を持たない。管理できなくなることが恐ろしいからだ。
物がたくさんある状態や、自分の把握できないものが存在していることが耐えられない。自分の使うものには、全てのものに確実な住所が無いと発狂してしまう気がする。パニックというか、癇癪を起こしてしまう。
だから、片づけやミニマリスト的生活に向いている。
おかげさまでものをなくすことはあまりない。
ただし、突然さっきまで手元にあったスマホを失念することは多数あるし忘れ物も結構する。
心配性なので、絶対に忘れてはいけないものは忘れないが、ちょっとしたものは忘れてしまう。

マルチタスクも苦手だし、情報量が多いことに耐えられないという個人的な性格がある。ので、物は極力捨ててしまいたいし、片付けたいし、住所が定まっているものがあちこち放置されていることに急激な怒りを感じる。

なんだけど、家族はそうでもない。
ものをどんどん増やしたがる妹は、その住所を定めない。
教科書や参考書がとんでもない散らかり方をしていても、平気で年単位を過ごせてしまう。
本当にストレスがかかる。私は視界にたくさんのものが散らばっている状況が本当に無理なので、その部分に関してかなりヒステリックになってしまう。
片づけの方法を教えようとしても拒否されるし、どうにもならないの?と思うと目の前が暗くなるような心地がする。

自分の特性と向き合うことはできるようになってきたけど、家族とすり合わせることは難しい。強制することもできないし。
どうしたらいいんだろうね。

どうせ長女の私が親を介護するのだろうから、体力のあるうちに家の中の無駄なものをすべて捨てて、家のものすべてに私の権限で住所を付けてしまいたいと思い続けている。

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