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嘆き

権力を持っているものはそれを行使する時に公正公平であることが求められるし、私たちはそれをしっかりと見届ける必要がある。

誰にも良心は備わっていると信じたいが、時に不正が行なわれるのは、腐敗した構造自体に問題があることが多い。個人攻撃したところで、第二第三の不正を防ぐことはできない。

大義名分を許してはならないし、身内に甘い全ての組織構造に、ノーを言うことが大事だ。

競争に勝てない、と国、民間でもっともらしく言われて、煽られるように働き消費する人々。勝者のトロフィーは一体何なのだろう。

開発による自然破壊。それが失敗に終わったとて、荒らされた自然は元には戻らない。

破滅に向かって行き急ぐ人々。

希望はどこにあるのだろう。

子供や動物たちの無垢な瞳をみると

こんな世の中にしてごめんね

と胸が締め付けられる。

今も世界のどこかで銃声が鳴り響く。

怯えた老婆の嘆きが聞こえる。

私が何をしたというのか


あなたは私だ

私はあなただ。

あなたが死ぬ時私の心も死ぬ。


全てのことをひとごとにせず、きちんと痛みを感じよう。