#1-1 土地購入編 諸費用・現金はいくら!?
こんにちは😊北陸地方で、注文住宅を建築中のモンちゃん🍃です。この記事では土地購入にかかった諸費用・現金をぶっちゃけちゃいます。皆さんの参考になれば嬉しいです😊
根拠を示してなるべく細かく計算していますので、ぱっと見たい方は、5.まとめまで飛んでください😊早く計算できる方法も載せています!
1.土地情報
土地購入の流れや値引き交渉の裏話はまた今度お伝えしたいと思います。
では、本編へレッツゴー!
2.土地購入にかかった諸費用
2-1.仲介手数料 約680,000円
追加費用No.1は仲介手数料です。仲介手数料とは、売主と買主を仲介してくれた不動産会社さんに対して支払う報酬・お礼です。不動産の売買は法律行為でとっても大変なんです。このくらいのマージンはちょうだいよと思うのは当然かもしれません。土地の金額に対してかけられる仲介手数料の上限が法律によって決まっています。
約1850万円の土地の場合、それぞれの部分を計算して合算することになりますが、少々面倒臭いので、3.3%+6.6万円で計算する方法があります。
よって、この土地では、約1850×3.3%+6.6=61.05+6.6=約67.65万円が仲介手数料の上限となります。仲介手数料はあくまで上限なので、値引き交渉は可能です。私たちはビビりなのでしませんでした😂笑
2−2.所有権移転登記費用 約190,000円
続いては、所有権移転登記費用です。土地の所有権を売主さんから私たちに公的に移すために必要な費用になります。所有権の移転は法律行為で私たち素人には難しすぎるので、専門家の司法書士さんにお願いするのが一般的です。そのため、所有権移転登記自体にかかる費用に加え、お願いしたことに対する報酬も加算されます。
上記のような計算方法で求められますが、固定資産課税台帳は所有者の家族や代理人しか見ることができないので、購入検討時に売主がその土地の課税標準額を知ることはできません。不動産購入申込書提出後に、登録免許税がいくらなのか教えてもらうことになります。しかし、もらってから課税標準額を逆算してみると、路線価で求めた土地評価額と近しい金額でした。そのため、路線価で求めた土地評価額路線価×1.5%をして、登録免許税の概算をすることをお勧めします!
登録免許税に加えて、謄本の閲覧、取得費用がかかります。これは1万円もしません。私たちの所有権移転登記自体にかかった費用は、全部で約16万円でした。
報酬の相場はこのようにありますが、私たちは不動産屋さんの紹介の司法書士さんの報酬が3万円だったため、自分たちで探すことはしませんでした。報酬には消費税がかかるのと、当日の旅費や通信費もかかるので、合計で約3万5000円となりました。不動産屋さんの紹介の司法書士さんの報酬があまりにも高かった場合は自分たちで司法書士さんを探すことを視野に入れる良いと思います。
ということで、所有権移転登記費用が合計で約19万円となりました。
2−3.固定資産税日割り精算 約70,000円
土地は固定資産であるため、所有したその日から固定資産税の支払い義務が生じます。固定資産税は、1月1日に資産価格から納税額が算定されたのちに、納税義務者に通知書が送付されます。原則年に4回の納期に分けて納税することになりますが、納税者が希望すれば、一括で支払うこともできます。
私たちが購入した土地は、支払いが一括で済まされていたため(本当に一括で支払ったのか確認したほうがいいですよ!)、私たちが所有することになった8月28日(土地決済日)〜12月31日までの日数分の固定資産税・都市計画税を売主さんに支払いました。
私たちの住んでいる地域では、固定資産税は1.4%、都市計画税0.3%(市街化区域なため)です。そのため、(標準課税額)×1.7%×(日割り日数125/365)でこの額を求めることができますが、登録免許税同様、不動産購入申込書提出後に年額でいくらだったか教えてもらいました。こちらも路線価で求めた土地評価額と近しい金額でしたので、登録免許税同様、路線価で求めた土地評価額路線価×税率をして、概算することをお勧めします!
2−4.印紙代 10,000円
土地の売買契約書に貼る収入印紙代です。大体1万円です。
以上が私たちの土地を購入したときに生じた諸費用です。合計すると、約95万円!100万円!!予算300万オーバーじゃないですかぁ!?もっと勉強しておけばよかったと悔やまれました。皆さんはこれ読んでしっかり見積もっておいてくださいね😭
3.諸費用はこれだけじゃない!?購入後の諸費用
※この費用は投稿時現在まだ概算です。確定したら詳しくお伝えします。
土地の契約が終わると工務店やハウスメーカーと建物についての話が進んでいきます。何社かと打ち合わせをすると思いますが、必ず話に出るのは、上下水道の引き込み費用、地盤改良費用です。現状では、第1希望の工務店の見積もりにそれぞれ125万円、150万円で、合計275万円の予算取りをしています。これらの費用は建物が建っていく過程で工務店さんに払っていくことになるため、土地の決済時には必要ありません。しかし、この分だけ建物にお金がかけられなくなることを考えると、とても大きな諸費用です。いやぁ地盤改良はしょうがないとして、上下水引き込み済みの土地が羨ましい…。しかも、ネットで調べて出てくる予算よりどちらも高めなのが心配です汗
さらに、土地取得後に不動産取得税(基本は標準課税額×3%、注文住宅では軽減措置あり)がかかります。これはいつかかるのか分かりません。そして建設時には盛り土、整地、残土処理などの費用がかかる可能性も高いです。すでに盛り土が必要であることが明らかになっていますが、これらの費用は分かり次第、いくらかかったのか、いつ精算するのか報告したいと思います!25万円の予算取りをして、合計300万円の予算を取っておこうと思います😭
4.現金はいくら必要だったの!?
これまでにお伝えした諸費用はすべて住宅ローンで精算することが可能です。そのため、ローンの本審査さえ通れば、いくら掛かろうがしょうがないか〜とも思えます。しかし、土地の購入には現金も必要です。それが手付金です。これがないと土地購入の交渉で不利になることがありますので、それなりの現金を用意しておきましょう。私たちは交渉の末、50万円でいいとなりました。これはネットにある情報(購入価格の5%〜10%)と比べるとかなり安い額でした。ありがたかったです。これに諸費用でもあげた印紙代1万円を含む51万円が必要だった現金になります。
5.まとめ
約1850万円の土地に対して、かかった諸費用と必要な現金は以下のようになりました。
購入時諸費用 … 約 95万円
購入後諸費用 … 約300万円
合計約400万円
現 金 … 51万円
が必要となりました。いやー、+400万てヤバないですか?土地の予算1700万円だったのに、土地自体の予算オーバー代を含めて550万円もオーバーしとるやないか?大丈夫なん?と我ながらに思います…。
また、私たち買主側が唯一求められる路線価で求めた土地評価額は標準課税額とほぼ等しく、所有権移転登記費用の登録免許税や固定資産税の精算費用の推定に使えるため、結構便利であることが分かりました。仲介手数料は公示価格から求めることができますし、司法書士さんへの報酬は5万円程度を見積もれば良いので、購入時にかかる諸費用をすべて推定することができます。ネットに上がる土地の値段は公示価格のみですから、次の計算も同時に行うと、購入にかかる諸費用を加味した合計金額がわかり、私たちみたいなオーバーオブオーバーを防げるかもしれませんね!
また、土地によって節約できる可能性があるところは、
①土地代の値引き交渉をする。
②仲介手数料の値引き交渉をする。
③比較的安めな報酬でやってくれる司法書士さんを自分たちで見つける。
④上下水道の引き込みがある土地、引き込んでから売ってくれる土地を選ぶ。
⑤地盤が硬い地域の土地を選ぶ。 だと思います。
いかがでしたか?皆さんの注文住宅ライフが少しでも豊かになることを願っています!それではまた!
余談 なんで550万も予算オーバーな土地にしたの?
たっかい土地を買ったね〜おばか〜と思った皆さん!半分正解です!笑 私自身も高いな〜と思います。しかし、そこまで高くなっても、購入した理由があります。
この土地を購入する最大のメリットは立地です。生活には車が必須な北陸地方にも関わらず、スーパー、病院、保育園、学校(小中高すべて)がすべて徒歩圏内にあり、保育園については通勤経路上です。2台ある車が1台で済むことを考えると、10年、20年、30年先を考えると550万円以上の価値がここにはあると思ったのです。このようなイニシャルコストとランニングコストの話もいつかできたらと思います。
とはいえ、借りられる住宅ローンの額は限られていますから、その分建物にお金がかけれらなくなっているのも事実です。皆さんが実現したい暮らしに照らし合わせて、考えてみてくださいね。
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