男女の友情アリ派からナシ派への軌跡
男女の友情アリ派の人たちって本当の地獄を見たことがない人たちですよね?
最初に申し上げておくと、今回は自分のエピソードとともに、男女の友情がアリだと思っていた時期から、ナシだな、と変わってしまった軌跡を記していくのですが、最後に「フォロワーさんのお言葉」を載せようと思っています。スペースで話されていたのですが、興味深いお話だったので、そこだけでも読んでもらえると嬉しいです。
上記に書いた通り、実は、自分も昔は男女の友情はアリだな、と思っていた派です。ドラマやアニメで幼馴染の異性と二人で遊んだり、飲みに行ったり、という関係にものすごく憧れていた時期がありました。
Twitterでもたまに見かけますが、「サクッと二人で飲みに行ける異性」って良いよね、というお話。そこには恋愛感情もなく、ただ二人だけでお酒が飲めて、本音で話せて、お互いの恋愛も応援できるような関係。
こういう異性が理想だよね、とかうんたら語っている人いるけど、なぜこの二人は付き合わないんでしょうね? そこに男女の友情の全てが詰まっているような気がします。
それでは、男女の友情はないな、と思うに至ったエピソードを紹介していきます。
エピソード① ブログを読んでいた女性
20代前半頃からSNSでブログを書いていました。今のような考察っぽいことからプライベートまで赤裸々に書いていたのですが、そのブログをずっと読んでくれていて会ってみたい!ということで会うに至った女性がいました。
会ってみると、かわいい年下の女性。会う以前から電話でも会話をしていたのですが、話もユーモアがあって楽しい。しかし、かわいいけど、恋人にはなんか違う、という違和感がありました。これはお互いそのような印象だったと思います。
それでも、普通に仲良くしてくれて、いわゆる理想的な男女の友情のような関係でした。当時Facebookで友達になっており、そこでもやり取りをしたり、一年に何度か飲みに行って、向こうも手土産をくれたり、と仲が良かったです。
仲良しマウント
自分に彼女ができた後も、Facebookで投稿をすると、その女性からコメントが来ることがありました。ちなみに、これは彼女も友達になっていたので見れてしまう。そのコメントが、ブログを読んでいるその女性しか知らないことをあえて書くことがあったんですよね。これを見て、当時の彼女はどう思っただろう、と。
間違いなくいい気分にはならないですよね。その女性はその後も、何度かそういったことをコメントで書くことがあり、他の女性を牽制しているような印象がありました。付き合ってはいないけど、独占欲みたいなものですかね。
その後、環境の変化もあり、当時付き合っていた彼女に振られたのですが、「私じゃなくてもいいような気がする」というかなりグサッと傷をえぐられるような言葉を残して去って行きましたw このブログを読んでいた女性が関係あるかは彼女のみぞ知りますね。
ちなみに、このブログの女性はインスタグラムや鍵垢のTwitterで繋がっていますが、結婚もされてしまって今ではほとんど関わりがなくなりましたね。
エピソード② 同期の仲が良い女性
新卒で入社した会社が同期80人ほどいる大きな会社で、男女比が女性の比率が高いところでした。そんな環境なので、自然と女性と仲良くなることが多く、よく男女交えて飲み会をしていたのですが、一人とても仲良しな女性がいました。
それまでは複数人で飲みに行っていたけど、自分からよく二人で飲みに行こう!と誘うようになりました。この時自分には好意はなく、ただ話やすいので誘っていました。それこそ、異性と二人で飲みに行ける関係って憧れていたんですよね。二人の方が深い会話もできるし。
一方的に自分がよく誘っていて、その女性も「いいよいいよ行こう♪」と毎回乗り気で来てくれるし、「ふくろうさんとは同期で一番仲良し!」と周りにも言ってくれるまでになっていました。
私たちの関係ってなに……?
しばらく二人で遊んでいる時期が続いていたのですが、急に夜中にこんなメッセージが届きました。「よく遊んでくれているけど、どういったつもりで遊んでるの? 私たちの関係ってなに?」っていうような文面。こわっ!wってまずなったし、自分は全く恋愛対象として見ていなかったため、「普通の同期だよ」と返しましたw
これも彼女のみぞ知る話ではありますが、二人遊んでいるうちに、知らずのうちに自分に対して好意を抱いてしまったのではないか、と思います。よく男女の友情はお互いがタイプではなく、恋人にはなり得ない関係だと成り立つ、と言われるけど、まさにこれなんですよね。
どちらか片方が恋心を抱くようになると、その関係は破綻してしまう。ものすごく儚いですよね。自分も全く悪気なく誘っていたので、今後はこういったことをやめようと反省したのと、男女の友情はないよな、と思ったエピソードでした。
エピソード③ 仲の良い男性がいる女性
どんだけエピソードあんねん!って思うかもしれませんが、これが最後ですw Twitterでのお話ですよ。今のアカウントではなく、自分も彼女がいないときに、Twitterで今と同じような発信をしていると、興味を持ってくださる女性がいました。
ツイートにリプが来るようになったので、自分もその女性がツイートをしていると同じようにリプしにいく頻度が増えました。すると、その女性とは長い付き合いであろう男性アカウントがいたのですが、その男性がその女性にリプを付ける頻度が上がったように感じました、明らかにw
先ほどのブログを読んでいた女性の話と似ていて、仲良しマウントに近いものを感じました。これも独占欲だと思うのですが、あまりにもその男性のそういった行動が目立つので、自分はそっと距離を置くようになってしまいました。
これがいわゆる足を引っ張っているんですよね。口ではその女性の恋愛を応援する、とかほざきながら、新しい異性が現れると、嫌がらせのように近づかせないようにする。自分の恋愛を成就する上で、異性の友達って邪魔にしかならないんですよね。異性の影が常にチラつくと萎える人は多いです。
ふくろうさん、闇深っ!とか思わないでねw
こういった経緯を経て、男女の友情アリ派からナシ派に変わっていったわけです。Twitter上では、男女の友情アリだよね、って人を見かけますが、全然それを否定する気はないです。ただ、自分と同じようにアリだった人がナシに変わっていくのは多いのではないかな、って思うんですよね。
そして、アリ派の人は上記に書いたような経験がなく、いずれ関係を拗らせてしまう可能性をはらんでいるのではないか、と感じます。
そもそも男女の友情とは?
必ずしも二人で遊べる異性が、友達だとはいえないのは、これは同性間でもありますよね。なので、複数人で男女で遊んでいるときに、そこに友情はないのか?と言われると、いやこれは違うよね、ってなると思います。
社会で過ごしていく上で、どうしても異性の存在は避けられません。職場や学校とかね。男女友情なんてないから!って突っぱねて会話をしない人はいないですよね。その場だけでもうまくコミュニケーションを取る人が多いと思います。
しかし、話が変わってくるのは「二人で会う必要あるのか?」ってところなのかな、と思っています。二人で遊べる同性ですら貴重なのに、異性となると、かなり貴重な存在ですよね。異性との関わりが少ない慣れていない人だと、おそらくいないだろうし、そういった存在が恋人になるのは時間の問題なのかな、と。
二人で会えるくらい仲が良いのに、付き合わないのはなぜ? それはお互いがタイプではないから、や付き合うのを想像すると、なんか違うと思うから、って色々理由はあると思います。その二人に友情はないのか?って言われると、ないとは言えない。でも、片方に恋人ができて素直に応援できるでしょうか?
独占欲って誰しもあると思うので、上で書いたエピソードのように足を引っ張ったり、邪魔になったりっていう可能性は否めないんですよね。なので、二人で会うような異性の友達っていないに越したことがないと思っています。
フォロワーさんのお言葉
自分が男女の友情のツイートをすると、そのフォロワーさんも反応してスペースでこの話題について自身の考えを話されていました。その方は女性なのですが、その人は「男女の友情はアリ派」と仰っていました。
会話の中で興味深かったのが、ナシ派であれば、このTwitter上の異性とのやり取りはなんなのか? 異性とリプをしているのは、友情にはならないのか?というお話。そして、恋人にこれを見せてもやましい気持ちはないのか?というものでした。(断片的なので間違っていたらすみません)
自分にも職場や大学に異性の友達っていて、インスタグラムで繋がっています。しかし、会うことはなく、投稿を見て楽しむ関係です。そして、たまに、大学の仲良い集まりにその繋がっている女性も来ることがありますが、二人で会うことはないです。これに友情はないとは言えないですよね?
僕の中で、Twitterも同じ感覚があります。異性とリプして、仲良い関係になり、スペースをすることもある関係に対して、それは異性の友達じゃないよ、とはならないですよね。ただ、恋人がいるのに、異性と会ってしまうことは、自分の中で一線を越えた行動になるので、それは決してしないと決めています。
秘密を抱えること
このフォロワーさんの話を聞いたときに、この方はとても純粋で真面目な方なんだろうな、と勝手に想像してしまいました。というのも、自分が20代前半くらいに同じようなことを思ったことがあるからです。恋人に見せることができないような異性とのやり取り、それはどうなのか? やましくないのか? これは、正直いうとあまりよくないですよね。
自分も恋人には、手のひらのすべてを見せないといけないのではないか?と思っていた時期がありました。異性の交遊関係とかね。そして、中には、過去の恋愛遍歴を話す人もいれば、トラウマを抱えていてそれを話す人もいますよね。ただし、それって誰得なの?っていう話です。
浮気をする気もなく、異性とただ会話をしているだけのことを、恋人に伝える必要はあるのかな?って。真面目で純粋な人ほど、黒か白かで決着を付けようとします。でも、実は違っていて、恋人と長く良い関係性を築くためであれば、秘密も必要なんですよね。
身体の関係を持つと浮気だ!という人が多い中、それを抑えるために、AVを観たり、風俗に行く人もいます。風俗は微妙ですけどねw 浮気をしてしまって関係が破綻するのであれば、SNS上での異性とのやり取りって割と大事な浮気抑制にはなっているんじゃないかな、って思います。
人によっては、そこから足を踏み外して、実際に会って浮気をしてしまう、という男性もいると思います。しかし、自分は違うなぁ、と思うので、こういった考え方でTwitterで男女問わずやり取りをしています。多分、みんなそこまで難しく考えてないよね?w
最後に
婚活垢でも、男女間で仲良くするのは、とても良いことだと思います。ただ、お互いに気がなくて頻繁に関わっている関係性って、時間の無駄だよな、とも思ってしまいます。結婚したい人が婚活しているのに、アプリをしないで、Twitterという甘い身近にあるやり取りが楽な異性に流れてしまっているんですよね。
そこから発展して、恋人に繋がるならその関係性ってアリだと思うんですが、なんも発展もない関係だと、どんどん婚期を逃していくだけだろうな、って見ていて感じます。オフ会みたいな集まりも大事だと思いますが、本当に大切なのはぬるい関係性じゃなくて、好きになってもらえるように自分を磨いて、相手を見つけることですよね。
やばいなって気づいたときには、取り返しがつかないのが婚活かな、って思います。早いに越したことがないのであれば、身近にある男女の友情よりも、関係が発展する異性とのやり取りを重視した方が良いよね、って思いました。
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