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タラコの玉の間攻略35 相手の段位・スタッツから展開を読む。

今回の同卓者 
上家 降段寸前の放銃率高めの雀豪 
下家 金から上がりたて?の雀豪 平着が2.28だが、金で稼いだ可能性もあり、実力は未知数。しかし、雀豪になってからもポイントは持っているので弱くはなさそう。
対面 平均的な雀聖の方。普通にうまそう。


9mチー4m4mがタラコらしい美しい手組み。

素晴らしい聴牌に組むも、1mをスルーした下家が見事な親満スタート。

東1局1本場

すぐ終わった。

東2局。この局はラス目の雀聖2の対面の親番。すぐ流しに行きたい。


ここで、9sがモータル推奨だが、打4pがタラコオリジナル。親を速く流すためにくっつきに受ける。国士なので東が出にくい。69s自摸が渋いが東待ちは出にくいので案外的外れな一打でもなかったかもしれない。

実際最速の聴牌を入れ立直。国士をやっている上家は雀豪1で放銃率も高めなので、イーシャンテンくらいからでも47sを押しうる。


実際この2600親を流すのに成功。


東3局は流局。手も悪く序盤からスリムに打っていた。

東4局。

この2pをチー。タンヤオ3色ドラやタンヤオドラドラが見えるので供託もあるため、仕掛けた。この仕掛けも割とオリジナル。雀聖がこの両面チーを警戒するという読みもある。南場まで、雀聖をラスのまま進行させてくれれば、雀聖のポイント配分的に、3位狙いに徹してくれると読んでいる。


勝負手なのでチー打7p 8p 3枚  4 -7s 3枚 7p 1枚
7pを勝負した甲斐がある。モータルもチー打7p推奨。
結果

7pなら上がってるやん

親が見事自摸。裏が乗らずまだ逆転できる差

東3局1本場

6sはなく、対面との捲りあいは怖いが、このメンツ(特に上家)なら9sの出和了も悪くない。立直とした。

来たる対面の勝負手。

次に掴むは対面の当たり牌2s。当然自摸切られる9s。
この上家が放銃率13%とかなら立直はしていないし、2sは振っていない。この9sを上家が振ってくれるからあの9s待ちがリーチ。それが人を読むということ。牌理だけで麻雀をやっている人たちには到底たどり着けない領域。


間に合わないと思い、手狭に進めていた手が聴牌。北は生きていて、下家にも上家にも通りそうな6sが打ち出されることも大いにある。自模れば3暗刻で裏が乗れば、決めて級。立直とした。

下家には放銃の悪魔でも憑いているのだろうか。すんなりと決着した。


この中を上家がポン。この瞬間私は上家に絞りながら降りることを決意した。まず、この局面ポンした上家は絶対攻める。下家はトップ目だから、私が受ければ、自分の手次第では受けてくれる。対面はラス目だから攻める。
そうなると、対面VS上家になる。まあ、雀聖の実力と上家の放銃率を考えたら対面に上家が放銃するのが予想される展開。そうするとそこが競る。
そうすると、雀聖は打点よりスピードや上がりやすさを取る。そして、私の2位が安泰になる。

結果下家も参戦していたが、対面が意地の上がりを見せる。

次局

発が出るも大した手にならなそう。親の立直と戦いたくない発を持って降りたい。ということでスルーした。対面が仕掛け、私は早くも対面に対して絞りながら降りていく。

上家は謎の立直。対面は有効牌が引けず親が流れた。


ここでの3mプッシュはやりすぎだった。ドラの✨に騙されてはいけない。対面の4mがリャンカンからだったが443 や 445からと勝手読みして、実質ノーチャンスと思い切ったが、バリバリの入り目である。


そして、この局面で放銃の神に憑かれた上家の67を使ってのチー。打4s 
ここで、4sも7sも危険度に大差はなさそうに思えるが、よりによってダブロんの方を選ぶのが、神に憑かれたものの宿命か…


オーラス立直を受ける。対面とは9900差で下家への満貫放銃や立直棒を出して満貫放銃でも2着で耐える。一応1発跳満放銃は最悪なので1pを切る。


当たっていいよでゼンツし立直。雀聖配分の対面は2着狙いに行くことはできない。よって降りるしかない。上家もまだかかりそうだし、私からの満貫直撃は2位私 3位上家 4位対面になる。もし、下家から出たらトップも見えるし、場合によっては一発逆転サヨナラホームランだ。結果は…


下家の見事な上がりで幕を閉じた。


現在のポイント2404 昇段まであと396 
通算成績 12-10-6-7 平着 2.23

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