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タラコの玉の間攻略25 難しい押し引きを攻略するには

東1局から難しい手牌。

ここは萬子が34 67 789と余剰牌6mとすると5mの2度受けになっているとも見える。一方萬子を34 66789余剰牌7mとするとこれは解消される。酔ってこちらの形が望ましい。萬子を25m受けとすると、7s自摸切りよりも、5sを切っておき、8s引きで2度受けのない完全イーシャンテンにとれる5sを切った。これにはモータルも賛同。と思っていたが、

モータルは258ぐらい2回引けるという強気の姿勢。しかも5sより7sという判断。タンヤオやチートイもあるといわれればそうなのだが…これ一択とは思ってもいなかった。

9sを引きモータルよりいいイーシャンテン。8m引きでも裏目というより、一盃口で打点が上がりうれしいのではと思う。そもそも4557sの2度受けはうれしくないわけだし、これはAIの謎の4557残しを肯定したくはない。
これから先も私は5sを切るだろう。



結果を見ればおそらくどんな手順でも上がりはなかったようだ。


東2は真っすぐ打ってあがった。


東3局。ホンイツ聴牌ぽい6m。7pは2切れ。正解はチーして3m勝負。
ここで、勝負するのに重要なもののひとつに上家の打点読みがある。
まず、上家をホンイツとすると、上家は私が赤5mを持っているため、ホンイツにプラスアルファ―でつく役は役牌くらいだ。そしてそれも東にしぼられる。筋の3mを打った時、カンちゃん待ちで東暗刻の3900か東とのシャボで安めの2000かそう考えたら、赤含みのチーをしているタンヤオに対して押すみたいなものである。しかも、258mも147mも通っていない。なら2枚切れだろうが5800なので押しが成立する。そのまま9mも押していき…


1対2は五分を体現した。

そして連荘し1本場


ドラドラ赤あるが、3色くらいでしか和了れなく思えたので、チー。モータルはスルー推奨。タンヤオにすることもできるかもしれないが、私には3色の方が噛み合ったときは速く聴牌できるという魅力があるように感じている。この辺の判断については、自分の中では結論が出ていないが、今のところはチーした方が和了率が上がると思っているので鳴きます。


結果安め自摸の対面が跳満の自摸上がり。


東4局。ここで、3pを抜いたが染めてがいるため、ノーチャンスの3sを抜くべきだった。一応6sも5sのノーチャンス9sの筋のため、通りやすくはある。9sがはやい切り巡的に、7sもなさそう。ピンズをわざわざ勝負しなくても降りきれると、競っている下家に鳴かれて上がられるよりかは、上家の自摸がましというのがおそらくモータルの見解であろう。

3pをチーされヒヤッとしたが、何とか都合の良い横移動。


南1局は、上家がまたしても、1対2は五分を証明してしまう。

南2局、

ドラを引いてチートイに決め打つ打7s

下家が3山の4sをつかんだら3sが出そうな形だったが、先にいるのは2山の6s 下家がこの争いから置いて行かれてきている。

南2局1本場。

対面の3副露にフリテン147s含みで押していたらリーチが入るもフリテン部分を引き直し聴牌。対面に押せた理由は、対面が役牌バック、役牌暗刻が確定しているからだ。残っている役牌は中のみ。つまり、中中xxの片上がりか。中中中xの単騎待ち。xが普通の牌の場合これは1000点で放銃を恐れることはない。中と赤にからむ5p5s ドラにからむ8p以外は押してよい。
ここでは8mと9mが自分の目から3枚見えておりシャボも間8mも考えにくい。対面の9mチーは2巡目だったからだ。果たして結果は…

対面がトップの決め手となるような上がり。そして迎えた親番。

ここで私は2p2pと欲張るわけだが、モータルは7s打を推奨している。
5mの周りを引けばタンヤオ変化しやすいが、7sは8s引きでのタンヤオ変化はできないから7sを先切りしろと。そもそも、7sは5567と索子を持っていて、なおかつ6sでのチーテンを取ったときしか当たらんが、他は普通に当たりうる。それに連動して

3m最終手出し北自摸切りなので、当然2pを打つべき。

ここで2pを切るとロン。1234のノベタンで待っていたところ、赤5pを自模り待ち替えしたところだった。このシビアな点数状況にしては粗い打牌をしてしまったと思う。

そして、最後の勝負所。ここで私は3sをポンした。
理由としては、①対面に放銃しても、着順は3位のまま。
②上がれる確率が低くない。③上がれば無条件2着。
モータルはスルーのようだが、着順点を考えると押した方がよいだろう。おそらく、対面もノーテンと思える河だ。
ラス回避麻雀において、ここで、押すとして、ケアしなければならないのが、下家だが、トイトイか役バックくらいしかないが、どの字牌も1枚以上切れており、3万も全見え トイトイ赤 かトイトイのみに見える。一応5の牌の動向は気をつけるべき。打8sでポンのリスクは結構ありそうだが、
下家にトイトイ赤といわれるのは相当レアケースに感じている。ラス目だから無理目の仕掛けの可能性もある。


とはいえ、何牌も押すのはリスキー。ここは一旦、安全な3pを切って落ち着く。

赤5pが切れて、8pを勝負。8pが下家のトイトイ当たったとしても、その時、赤5mを持っていなければ高くはならない。ローリスクハイリターン

そして、3人聴牌の間隙を縫い、2位浮上の和了。これが嬉しいのである。

今回の成績 +62 雀豪 1 2181 →2243
通期の成績 8-7-6-4  平着2.24

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