自分で選択する人生への挑戦⑥～noteデビューしてみる～

妹から「note」を勧められ、なんとかアカウントはつくってみた。
もともと文章を書くのは好きだし、仕事を辞めたばかりなので、書きたいことは山ほどある。

しかし、あまりにもプライベートな内容なため、「会社の人が気づいたらどうしよう。」「知り合いに私だとばれたらどうしよう。」「『この人の考え方おかしいでしょ』と思われたらどうしよう。」と無数の「タラレバ」が頭をよぎる。

断言できるが、仕事を辞める前の私なら、間違いなく「公開」せずに終わっていた。
だが今の私は違う。
「もう周りのことは知ったこっちゃない！今までの自分を変えるんだ！」という強い意志がある。

ある日、意を決して「公開」をクリックした。
「あまりにも反応がなかったら、すぐ削除すればいい。」と自分に言い聞かせながら。
結果は６スキだった。

「６人もスキって思ってくれた。」「６人しかスキって思ってくれなかった。」
そのどちらにもほっとしていた。
０人では悲しい。でも見られすぎても怖い。
つくづく面倒くさい性格だ。

でも「６」というリアルな数字が、不安定に揺れ動く私に安心感をあたえてくれた。
なんとなく、「書き続けていいんだよ」とそっと後押しされたような気がした。

それから約2ケ月が経過した。

今はたとえ０スキだったとしても、「恥ずかしすぎる！耐えられない！アカウントを削除しよう。全部なかったことにしよう。」という考えになることはないし、逆に１００スキだったとしても、「次も１００スキいかないとカッコ悪い。一発屋と思われるんじゃないか。」という焦りもない。

0スキでも１００スキでも、動じなくなくった自分がいる。

人からどう思われるかばかりを気にしていた私にとっては、少なからず大きな進歩だと思っている。（つづく）