相続登記 戸籍謄本のかき集め 1

去年、ルナという伯母が96歳で他界し、私が彼女の土地を相続することになりました。
現在、私の住んでいる土地の半分が伯母の名義です。約50坪の半分を私の名義に変更する。

簡単でしょって最初は思った。ルナ伯母には子供がいないから。

父、母が他界したときも自力で戸籍謄本を集めました。大変でしたが頑張った。
戸籍謄本を出生まで遡り、私(一人っ子)以外に相続権のある子供はいないか調べる。
私に異母キョウダイ、異父キョウダイがいれば、その人達も相続権はある。それを調べるには戸籍謄本を集めるしかありません。

ルナ伯母の出生時までの戸籍謄本を集めるだけでいい、と思った。
横浜市南区➡新宿区➡世田谷区
横浜から都内の区役所に電車で行く。世田谷生まれとばかり思っていたら違う!約3mの道を挟んでルナ伯母の出生地は目黒区です。

区境

今から100年前、東京府荏原えばら碑衾ひぶすま村という土地だったのです。農道が区境になってしまったみたいです。町に格上げしたとき地元の人も読みづらいということで、朝日町にするつもりが区になりました。世田谷区、目黒区に分割されちゃいました。
目黒区にたどり着けずタイムアウト。

郵送でも戸籍謄本は取れます。しかし、いざ取り寄せとなると色々な記入事項があってわからない。筆頭者なんて最たるものです。
やり取りに時間が掛かる。
後日、目黒区役所に戸籍謄本を取りに行きます。
これで、ルナ伯母には子供がいないことがわかりました。
戸籍謄本を持って法務局へ、と思ったら区の職員さんから指摘です。
「それは、代襲相続になると思いますが・・・」
「だいしゅうそうぞく・・・ですか???」
ここから、戸籍謄本のかき集め地獄が始まるのでした。

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