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教材集め

あっという間に週末になってしまいました。

今週は、登校指導の当番が回ってきました。
朝の準備時間がなくなるので、ちょっと早く出勤。
雨の中、かさを持って子どもたちを迎える日が多かったなぁ。

漢字の苦手な子。
教室で使っている漢字ドリルを持ってきてもらい、
「どこ覚える?」「どうやって覚える?」
と聞くことから始めた。

絵が好きな子は、どうやって漢字ができたかを板書して、どの漢字かを当ててもらう。
意外とヒットしたのは、カード。
通級の教室にまっさらのまま置かれていたものをちょっと使ってみたら…
喜んで使ってくれた。

上が絵、下が漢字、裏に読み方や書き順が書かれているカード。
箱に入れたら、漢字が隠れて絵しか見えなくなる。
それが、いいみたい。絵だけで漢字を考えて、箱から出したら漢字が見える。
書く前に、読めることって大事だよなぁと思う。
イメージもできるのかなぁ…。
短時間でパパっと終わるのもいいのかもしれない。
そんなわけで、このカードは、画数順に入っているので、ドリルに出てくる順に並び変えて、漢字が苦手で来ている子には、みんなやってもらうことにする。

もう一つは、支援教育のカタログで買ってもらった透明のジオボード。
輪ゴムをピンにかけて、図形を作るものだけど、漢字を書いてもらう。
これが、楽しいらしい。
しかも、子どもの机ではなく、教材を入れてある棚のところにおいて
移動してやってもらう。
これも、いいみたい。
今までは、教材を次から次へと子どもの机の上に私が出していたけど、
子どもたちに動いてもらえばいいんだと気づいた。
じっと座っているのは、確かにしんどい子もいるなぁ。

すてきでしょ

ようやく、何をすれば定着するかがわかってきた気がする。
ひたすら書きなさいではなく、楽しんで。

今週は、通級指導をされている先生のお話を聞く機会もあった。
楽しいこと。遊ぶこと。仲良くなること。触れること。
そうだよねぇと思う。
そのために、教材の準備や工夫がいるのだろう。
もちろん、アセスメントも大事だけど、
楽しい。できた。次も来るのが楽しみ。と、
子どもたちにそう思ってもらえるように勉強しなくちゃなと思う。

研修の帰りにすてきなカフェを見つけたのに、閉店間際で退散。
いい感じだったから、また行こう。
代わりに、100円ショップで教材に使えそうなものを選び、
書店に寄って、研修で紹介されていた本を買う。
6年生でもう通級でできそうなことがほぼ終了しそうな子?に、
思考力を問うような問題集も買ってみた。
それだけで、なんだかとても楽しい。


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