6.9

昨夜、得体の知れない悲しみに襲われワンワン泣いた。
なんでこんなに泣けるのかわからないほど泣いた。そしたらまたもやお腹の中のかわいこちゃんがドンドン蹴ってきた。

「こんなに泣き虫でごめんよぅ」

心の中で謝りながら泣いた。

朝起きたらケロッと元気になってた。
そういえばわたしが泣くといつも蹴ってくるなと思って調べたら、そういう体験をしてる人が割といた。どうやら胎児は母親の感情がわかって心配したり元気づけたりしようとしてるのではないかという説も出てきた。

「昨日はありがとうねぇ。」
そっと話しかけた。反応はなし。
聞いてんだか聞いてないんだか…。

検診に行ってずっと心にモヤモヤしてたものが晴れて、すごくうれしかった。

たまに行く家から少し歩いたところにあるカフェでヴァイオリンの演奏があると聞き行った。

15分前に着くも店内は賑わってて満席だった。キョロキョロしているとおしゃれなマダムが
「わたし１人であそこの席取ったんだけど、よかったら向かい側どうぞ」
と言ってくれて相席させてもらった。

前には犬二匹が寝転がってて、斜め前には1歳にならないくらいの赤ちゃんとお母さんが楽しそうにリズムに乗ってて最高の空間だった。

休憩時間に人が入れ替わって新たな犬が入ってきてわたしの周りを偵察しにきたり、後ろに座ってる初対面らしき若い人と92歳の92歳には見えないおばあちゃんが会話してたり、すごく和やかでしあわせな気持ちになった☺️

みんなおしゃれで、品がいい。
年配の人が多かったけど、素敵な年の重ね方だなと思った。自分も素敵マダムになるぞと思った。
大好きなカフェになった。

カフェを出て少し公園をお散歩した

紫陽花が綺麗に咲いてた。

今日はいい日であった。

おわり