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最近よく聞くジェネリック医薬品ってなに?

数年前からCMなどでもちょくちょく耳にする
ジェネリック医薬品について説明します‼

まずジェネリック医薬品とは、

後発医薬品(ジェネリック医薬品)は、先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売が承認され、一般的に研究開発に要する費用が低く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっています。後発医薬品を普及させることは、患者負担の軽減や医療保険財政の改善に資するものです。

厚生労働省のホームページより引用

後発医薬品なので費用が安く抑えられる。
っていうのが一番のメリットですよね。

この場合国保の場合、国が保険者として払う医療費が少なくなり
患者さんも薬価が下がるので病院で支払う額が減るっていう
大きなメリットがあります。

実際に病院で働いていた時も「ジェネリックにしてほしい」って
相談してくる患者さんもいらっしゃいました。

しかし、このジェネリックに不信感を持つ方も多くいらっしゃいます。

数年前でしょうか、以前勤務していた病院でジェネリックの自主回収が
相次いで薬を変更することが多くなったのは。

当時は先生達も困惑していて、中には「ジェネリックなんてありがたがって
使うもんじゃないな」とぼやく先生もいらっしゃいました。

じゃあなんで廃止にしないかのか、使わない方がいいのではないか
って声も当然あります。

私もちょっとな~、ジェネリックか~と思うのですが
国からなるべくジェネリックを使ってくださいって内容の通知がきたときは本当に驚きました‼

先日あんなニュースあったのにこんな通知だしてくるの⁉って、まあ国だってそうは言っていられないのです。

少子高齢化が進み、高齢になればなるほど病気が増えやすくなります。

食が豊かなのもあってか、比較的若い年齢層でも生活習慣病になりやすいのもあるのでしょう。


医療費が年々増加しており、
厚生労働省が発表した2022年度に
医療機関に支払われた医療費の総額は46兆円。

21年度から1.8兆円増加して2年連続で過去最高です。

中々の金額がかかっており国もこれじゃ仕方がないかと思ってしまいます。

では今後病院で薬をもらうときどうしたらいいの?

これは正直言って医師や薬剤師さんとしっかり相談する。が一番有効なのでは?と思います。

不安に思うところがあるならきちんと言ってください。

医者もエスパーではないので話さないと何が不安かなんてわかりません。

身も蓋もないことをいうようですし、冷たいと思われる発言と思う方もいますが、大事なことなのでしっかり言います。

相手も人間なので「察してよ」じゃ通じないんです。

そりゃ経験則であぁこういうのが不安なのか、とか察することも出来ると思いますよ。

でも患者さんから言ってくれないと食い違いやすれ違いが起こって何かあった際、間違った治療で被害にあうのは患者さんです。

なのでジェネリックにします。って言われたり
安い薬に変更できますよ。って聞かれたとき、
なにか心配なら安全性なり副作用について、医師・薬剤師からも説明はあると思いますが、遠慮せずにその場で聞いて下さい。

そうやって聞いてくれる方が細かく説明出来ます。

不安を残したまま病院から帰るより、不安を解消してから帰った方がご自身の治療にも絶対にいいです。

病は気からとも言いますからね!

という訳で、今回はジェネリック医薬品についての説明でした。

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