全日制JKが通信制に変えた話

私は高校1年生の2学期始めに全日制の高校を辞める事を決めた。

中学生の頃友達関係でのトラブルが沢山あった。けどそこそこ充実してた。

中学2年生の夏バスケの試合でフリースローを打った瞬間周りが歪んで倒れた。
過呼吸になった。
そっからが私の戦いの始まりだった。

授業中、練習中、試合中、と所構わず過呼吸になるようになった毎日毎日いつ来るかわからない過呼吸の不安との戦い。
そこから学校に中々行けなくなった。
だけどその時は担任の先生が助けてくれた。
学校から電話が来てどうせ学校来いとかだろうなと思っていた。だけどそんなんじゃなかった。「元気?今日朝何食べたの?」そんな会話から始まった。「〜食べました。」って言うと「おー!いいじゃん俺はねご飯食べた!」って世間話をして「無理して来なくていいからね来れるタイミングでいつでも来な」と言ってくれた。そこから少しずつ怖いけど行けるようになった。そして中学3年生受験の年。周りの大人から勉強勉強と言われる日々。しんどいけどみんな頑張ってるから頑張ろうそんな気持ちだった。15歳。いちばん辛い歳って言われてるけど本当にそうなんだろうか?
確かにわたしも15歳は辛かった。
何回も何回も死にたくなって。過呼吸になって。学校行きたくなくなったか。
中学3年のある時2つの隣のクラスの人から死ねとかキモいとか通りすがるだけで笑われる日が来たのは。その時初めて学校で大泣きをした。耐えられなかった。うちの学校は体育が2つの隣のクラスと合同だった。だからそこから好きな体育も怖くて受けられなくなった。でも受けられなくなってもいいよと言って空いてる時間を自習に付いてくれてそこで救われた。進路の時期。私は進路の話が嫌で嫌で仕方がなかった。やりたいことがあってだけどそれごと否定されてだから本当に行きたかった場所も否定されて、嫌々特に強く行きたいとも思ってなかった高校受験して落ちて私立に行った。だから余計その私立に行くのが嫌だった。そして何だかんだあって高校生。

中学のトラウマも過呼吸も忘れたくて演じ始めた。そこから自分が分からなくなった。
誰に対してもいい顔して、弱い所を見せたくなくて。どこでも笑顔で接してた。
でも段々自分は行けると思っても体がダメになった。夜は毎日泣く日々、学校で過呼吸になりそうで抑えてるから夜になると起こる過呼吸体調不良。休む日が多くなった。
でも休み明け必ず言われたのが
"お前は気持ちからだ"そんな言葉だった。
そんなの自分が1番わかってる。
気持ちが弱いのも全部全部。気持ちは分かってる提出物もやらなきゃいけない。学校も行かなきゃいけない。そんなの分かってる。
だけど体が動かない。そんな自分の不甲斐なさでまた涙が出る。部活も思うように出来ない。周りはみんな上手くなってるなのに私だけ成長すらしてない。そんな自分が嫌だった。
そこからもう落ちていく一方だった。
三者面談の日言われた事
"お前は自分に甘すぎる"その日からこれを言われてから早退したり休む度言われる
。"こういう所に甘さが出てる"それも知ってる周りから見れば私なんてクソほど自分に甘くて我儘で自分の意見を通るまで通しつ続けるのは私の悪い癖。でも私自身甘くしてるつもりなんてなかった。自分なりに精一杯頑張ってる。それだけでよかった。だからこそ私の事を知ろうとしない奴も知らないのに知ったかぶってる奴も。私の何が分かんの?そんな気持ちだった。綺麗事言ってはい終わり。そんな綺麗事並べられてもそんなの自分が1番よくわかってる。外に出るまでが一苦労だった。行きたくない。シンドい。電車乗りたくない。誰にも会いたくない。そんな気持ちだった。けど電車まで乗ったらもう引き返せないから行くしか無かった。休んだ分知らない友達同士の会話、ペアワークどれも自分に気を遣われて嬉しい反面地獄でしょうが無かった。どこに行っても型にハマらない感じで。上辺だけで仲良くなる人間関係も先生との関係も全部嫌になった。そして親に私の心全てを訴えた。
そしたらいいよと了承してくれた。
少し肩の荷がおりた気がする。
だけど少し申し訳なく感じた。ずっと傍に居てくれた人が悲しむんじゃないかとか考えたけどでも自分が少しでも肩の荷が降りて、毎日泣く事が減るのならば私はそれでいい。

今は辛いかと言われたらまだまだその気持ちが全部無くなった訳でもない。家族からも地元の子からもたまに高校退学したくせにって言われる事が多くて楽しいことばかりじゃない。
これからまた1からの生活不安やまた逃げてるって言われる恐怖は少しだけある。だけどその選択で後悔をしてるかって言われると私は全く後悔はしていない。でも少し寂しい気持ちはある。ずっとマイナスな発言しかしてこなかった私の傍に居てくれた人ともういつものように会えなくなる寂しさは少しある。周りの子がインスタにあげるような高校生の青春が出来なくなるのは少し悲しい気がした。だけど後悔はしてない。

自分の将来の夢が、見てるだけで生きる希望と元気を与えられるとある職業が夢で、その夢は沢山否定されるけど、周りからできるよとか可愛いから大丈夫って言ってモチベーションを上げてくれる周りのお陰で絶対にその夢を掴むって言うのを心に決めています。

この学校を辞めるという選択をしてから少し自分がレベルアップできたしこの先もっとレベル上げが出来るチャンスが沢山あると思うと今はとーーーってもワクワクしてて楽しみです。


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