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【大人の金融リテラシー】このようなケースでも投資経験と投資知識のギャップが!

新NISAの開始が決まってから、多数の方々が証券会社に押し寄せています。

口座開設の際には、取引等を行うにあたり必要なことを顧客カードに沿って確認し、登録します。

顧客カードとは、顧客のプロフィール帳のことです。

顧客の氏名、住所、生年月日、職業、投資目的、資産の状況、投資経験の有無などを顧客に確認します。

「手続きが面倒だ」と言われる方もいらっしゃいますが、これは顧客を守るための情報収集でもあります。

この記載内容を踏まえながら、顧客の意向と実情に適合した取引の勧誘を行うことになります。

今後様々な場面で何故そのような情報を提供する必要があったのかを認識される場面が出てくると思います。

「顧客カード」については、様々な観点から様々な議論があるので、「顧客カード」のテーマで別の機会にお話ししますが、話しの流れから「投資経験の有無」についてだけはここで触れたいと思います。

「投資経験」が”有”だとある程度知識をお持ちなのではないかと推測します。

投資経験と投資知識のギャップについては、前回話したことに加え、このような場合があります。

ご自分の会社の持ち株会に加入されている方は、珍しくはないと思います。
ただ証券投資は、それだけで他はやっていないという方もたくさんいらっしゃると思います。

実はその方も持株会の加入期間が長くなれば、投資経験は”有”で「長い」(豊富?)ということになります。

また自分は証券投資は行っていないが、相続で親から、あるいは、ご主人から株式を引き継いで長い間そのまま放置していたなどというような方もおられると思います。

そのような方も同様のことが言えます。

ゆえにそのような方々も、投資経験は長いが「金融リテラシー」は必要であることになろうかと思います。

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