熱にうなされながら考えた事。こどもおばさんのひとりごと

39度越えの熱が続いた。
その日の朝に、前の職場の人から連絡がきた。
色々、忘れたいことがあり、自分からは誰にも連絡しないし、だれからも連絡なんて来ないだろうと思っていた。
完全に油断していた。

 一気に、メンタルが安定しなくなるのを感じた。フラッシュバックというやつか、色んな記憶が一気に頭を駆け巡った。
その夜から39度越えの熱が何日か続いた。

克服するよう努力したらいい、と思って頑張っていた。
でも、そうしても何も変わらなかった。それどころか、努力すればするほど、自分が取り込まれるような感覚でいっぱいになっていった。

解決方法はいち早く逃げる、そんな場所があることを初めて知った。
そんな場所に行き当たったら、逃げる。一択だ。
嫌なことから逃げても次また同じことがあるよ、とよくいわれる。
もし自分が克服したい、努力したいと自発的に思うことがあるのなら、一度に解決するのではなく、別の場所で少しづつ克服していけばいい。

もちろん、これからだって色んな事はあるだろう。
夢の国はない。それでも、人の良いところを見て、生きていきたい。
たまたま、以前に出会った頭のおかしな人に人生を乗っ取られるなんて、まっぴらだ。

熱が出ているぼーっとした頭で、辛かった出来事を久しぶりに思い出したりしているうちに、もう、いいな、と思えてきた。

そうしたら熱が下がってきた。
人の心というのは本当にすごいものなのだな、と思う。

( 今日、やっと何かをしようと思えるようになり、久しぶりにPCをひらけてみた。
 頭がボーっとしているせいか、やたらとキーボードを打ち間違えてしまう。
そして、ただ、普通に座っている事が本当につらい。
ベッドに戻ってしまえば、いつまでもこの辛さがぶり返すだけだとわかっているので、ここは耐えなければ・・・・。)

    


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