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こうして赤ちゃん返りを乗り越えました


2人目を出産した際、上の子の赤ちゃん返りに苦労しました。そこで編み出した、赤ちゃん返りに役立った秘技をご紹介したいと思います。


赤ちゃん返りについてネットで色々調べていると、気持ちに共感したり受容すると子供の心が落ち着く、といったような記事をを良く見ました。
共感ですって?受容ですって?
自分にもまるで余裕がないといった中でどうやって…と考えた末に絞り出したのが、子供の言葉を「オウム返し」することです。

私は子供の言葉に反応しがちで、
例えば上の子が「もう歩けない」と言うと
私は「もうちょっとだから頑張って歩いて」と即座に反応していました。
そして歩きたくない子供と歩いて欲しい私とで、だいたい揉めることになるのです。

それを「もう歩けない」
→「そうなんだ〜、もう歩けないんだね〜」
といった風に変えたのです。

子供が言ったことをオウム返しすると決めてしまうと、その発言内容が例えママにとって好ましくないもの(夕食前にお菓子食べたい、とか)であっても、気持ち的にも脳みそ的にもラクでした。

気持ちはそう、IKKOさん。「どんだけ〜」と笑いながら言うIKKOさんと同じように、「だよね〜」とテンション高く応えるのです。

するとなんということでしょう!
子供も私も、不思議と穏やかに解決策を見出すようになったのです。
オウム返しをすることによって、子供は「自分の気持ちを受け止めてもらえた」ということになっているのでしょうし、こちらとしても「ならばどうしたもんか」と冷静に次の一手を考えられるのだと推測します。

即座に反応・反論することを止めるよう心がけました。そしてどんな子供の言葉であってもずっとオウム返しを続けていると、徐々に上の子の赤ちゃん返りがおさまっていったのです。子供にとって、自分の要求を満たすことよりも、実は気持ちを認めてもらいたいのだなと実感しました。

このオウム返し、こちらに元気がある時は心を込めます。言い方や言葉を変えたり追加したりして返事をします。
疲れているときはもう割り切ります。とにかくとにかく、上の子が言ったことをそっくりそのまま言うのです。(省エネです、省エネ!ただし、心を込めずずっと口先だけでオウム返ししていると、子供に見破られて「ママちゃんと話を聞いて!」となります。子供って本当に良く見てますよね。苦笑)

この秘技は赤ちゃん返りがおさまった今でも続けています。
あなたとお子さんが良い関係を築けますように。

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