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最強オルカン(全世界株式)の弱点を理解せよ!人生で一番若い今、何が必要かを再確認。自己投資はどうする!?



1 オルカンの強み

オルカンとは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー:通称オルカン)」の投資信託のことです。
投資の大原則である、「長期×分散×積立」がこの投資信託1つで実現でき、手数料も0.05775%と他の追随を許さない安さで、2024年3月現在、新NISAのつみたて投資枠で買付ランキング1位に君臨しています。

資本主義では、株式市場は暴落を繰り返しながらも上昇を続けることは当然のことであり、過去のリーマンショック前やコロナショック前で高値掴みしている人でさえ、売却さえしなければ、指数上、利益を増やせていることになります。

これからの視点に立っても、米ワシントン大学では、世界人口が2060年までは伸び続けるだろうと発表しており、少なくとも2060年頃までは世界GDPは上がり続けることが想定されます。

長期的に積立を行えば、ドルコスト平均法により、必ず資産はプラスに向かっていく。オルカンに投資することは、資産を増やすための適切なアプローチであり、魅力的に映るのは当然のことなのです。


2 弱みも理解する

一見非の打ちどころがないオルカンですが、実はデメリットもあります。それは、さきほど述べた、「長期的に積立」を行わなければ恩恵が受けられないということです。

「長期×分散×積立」の恩恵を受けるためには、20~30年の非常に長い期間を費やすことが必要で、もし途中で解約をしてしまえば、複利の効果が得られず、パフォーマンスがかなり落ちてしまいます。

積立を継続するためには、ずっと銀行に寝かしているような生活に必要のない資金で、マイナスになってもプレッシャーを感じない少額で行うことが重要です。


3 人生で今が一番若いことを認識して

現在、20代や30代の方が老後のためにオルカンに投資することをSNSでよく見かけます。投資することは非常に良いことだと思いますが、老後の生活のために資金を振りすぎて、今しか享受できない経験や感動を得る機会を失っていないか不安になります。
現在の積立額は、生活を圧迫していないでしょうか。娯楽費や交際費にも資金を配分できていますでしょうか。個人的には、20代の方であれば、月5,000円の積立で十分だと感じています。

私自身まだ30代ですが、老後への蓄えも少しずつ行いながら、趣味やリフレッシュのため、自分への投資もガシガシ行っています。旅行が大好きなので、最低年2回、景色のいい旅館に泊まり、ご当地グルメをたくさん食べたりと大奮発しております。旅行は年をとっても行けますが、一番若い今が感受性が一番高く、行動範囲も広いです。
健康のために、プール付きのジムに通い始め、今年で3年目になりました。
何もしなければ衰えているはずですが、扱える重量は少しずつ増えています。
たまにはリフレッシュのため、県外の競馬場に行って、パドックを見ながら馬券を買ったりもします(当然マイナスですが汗)。

人生で今が一番若い時です。老後の備えはそこそこに、今しか享受できない経験や知識にお金を使うことこそ、真の「人生が豊かになる」と言えるのではないでしょうか。

最後になりますが、私は投資信託で老後の備えをしつつ、若くして資産を築くことを目標に、個別株の分析を行っています。皆さんにも紹介したい銘柄があれば、今後も情報共有を行っていきたいと思いますので、是非是非よろしくお願いいたします!

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