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医者の不養生ならぬように備えています

今日は、自分の家で実際にやっている防災対策について書こう。

【有言実行】
自分は、東北大震災の時に自宅のTVが落ちたことで阪神淡路大震災を実際に経験した友人がTVが飛んできたという話を思い出し、すぐに粘着ジェルマットを使った。東北震災のときに取り付けたので、10年経ち、やや埃もついているがすぐに対応したことが分かってもらえるはず。また、昭和の自分に嫁入り道具として持たせてもらった桐ダンスには、「なんてことをするんだ!」と言われそうだが、転倒防止のために斜めからしっかりとビスを打ち倒れないようにしている。

まずは自分の身を守れ!

災害時において医療者はまず自分の身を守れと教えられる。しかしそれは医療者に限らずすべての人である。自分を守ることが難しい人がいれば、周囲の者が生活環境を整えることで被害は少なくなる。

転倒防止策

転倒防止策をするだけで多くの命が救えるのだ。例えば、在宅ケアで呼吸器を使っているのであれば呼吸器が落ちたりいないようになっているか、移動しないか確認する。万が一動いてもジャバラが引っ張られ呼吸器が外れないように余裕を持たせるなどの工夫を日常的に行っている必要がある。自分で動くことが難しい人のベット周囲は可能な限りシンプルにしておくべきであろう。5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)は災害時も感染時も安全管理の基本だ!と自分に言い聞かせる。

ジェルマット
奥に黒く見えるのが釘 (大掃除前なので汚れています)
東京の新たな被害想定~首都直下地震等による東京の被害想定~
令和4年5月25日東京都防災会議資料より





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