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「独裁者の信任を巡る争い」

 時事通信のサイトに、防衛研究所主任研究官の山口信治氏のインタビュー記事が出ている。
 「なるほど」と思ったのは下の部分。

 「習氏の信任を巡る争いが体制内で激しくなっている」
 「習氏が軍を掌握できていないというより、軍を信頼できていない」
 「典型的な『独裁者の政治』になりつつある。習氏が年を取れば取るほど、中国はさらに不安定になるのではないか」
 「軍に対する習氏の不信感が高まっている」
 「習氏に忠誠を誓い、十分な能力を備えた将官が少ない」
 「(台湾に対する)海上封鎖はあり得る作戦だが、米国が台湾に物資を運ぼうとするのを実力で妨げるのは、中国にとって非常に難しい決断」
 「軍事的な合理性から見れば『勝てない』。しかし、習氏は『勝てる』とかんがえるかもしれない。側近が習氏の意を酌んで『勝てます』と応じることが懸念される」


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