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「心を軽くする」高校数学の先生の口癖

とっとです。いつもお疲れ様です!
最近、なぜか頭の中で響いている高校時代の数学の先生の口癖を紹介します。きっと読めば心が軽くなるはず!?

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早速それは、

「全然いいですよ!!」

口癖というかフレーズだけれども、、

これは先生の授業を受けた人なら「ああ確かに言ってた!」となると思う。ただ、皆あまり意識していない。

なぜなら、このフレーズが出るにはシチュエーションが鍵になるから。


ちなみにこの先生の授業スタイルは面白いのでここで説明しておく。
・年度の最初に学生をトランプの種類で振り分けておく。(悪魔の儀式の始まり)
・問題ごとに先生がトランプのカードを引く。
・引いたカードと対応した番号を持つ学生が前に出て問題を黒板に書いて解く。(生け贄の選出)
・その問題を学生がどんなに時間がかかっても解き終わるまで次に進まない。休み時間に入っても授業は終わらない。(生き地獄)
・何か不祥事を犯した者は初めに割り振られたカードに加え、ジョーカーがプラスされる。(当たる確率が3倍になる)
・一度出したカードは除外されるが、授業ごとにカードがリセットされる。(序盤で簡単な問題に当たり後の時間を優雅に過ごすか、極度のプレッシャーの中当たらないことを願い続けるか) (闇の選択)



フレーズの話に戻り、
授業中のこんな時に使われていた。
ある日、教科書にはない簡単な解き方を先生が説明してくれた。その後1人の生徒が問題を当てられ、皆の前で解くことになった。だが彼の解き方 は先生に教えてもらった解法でなく、教科書通りの解法で解こうとした。つまり彼はその先生の説明を聞いてない、または理解していなかった。

それに対して先生は

「さっきせっかく簡単で便利な解法を教えたのに、お前は教科書通りのやり方で解くんだな、 、」

 ------ 教室には緊張感が漂う。

全然いいですよ!!好きなやり方でやってみろ。

これがこのフレーズの使われ方。なぜか怒ると見せかけた後に使われる。

だからより僕の中で印象に残っているのかもしれない。

そして、このフレーズが頭の中で響いているとなぜか心が軽くなった気がする。

なぜなら、自分が抱えてる悩みがなんかどうでも良くなる気がするから。

別に不安が的中しても全然いいですよ!
失敗しても全然いいですよ!
できなくたって全然いいですよ!
そんなことしなくたって全然いいですよ!
無理しなくて全然いいですよ!
と、

イラついた相手に対しても

そんな苛立たしいことしても全然いいですよ!

と思うと怒りも自然と収まる。
なぜか魔法の言葉のように心を軽くしてくれる気がする。

多分あの全然いいですよの前にある絶妙な間が、自分の抱えている問題との心理的距離を置いてくれて冷静にしてくれるからかもしれない

高校を卒業してしばらく経つがこの何気ない先生の口癖が今後も人生で助けになってくれる気がする。と最近思う毎日でした。

皆さんにも、絶対一人は口癖を持っていた先生がいるはずです。
今になって先生の口癖の価値を見出せたりするのでは?

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