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まめ
2022年10月28日 05:49
「つまりは、持ち主の思い」「そうだ。だから、廉夏は燃やしたんだろう。死せる人の思いだからな、これは。燃やすしかなかったんだ」「ああ、だから廉夏は言ってたんですね」「何と?」「帰って行くって。僕はどう言う意味なのか、分からなかった。でも、それを聞いて納得です。それより、もう、良いでしょう? 廉さんが廉夏のことを自分の命よりも、大切に思っていることを僕は知ってます」冬眞は少し怒る。それに、
2022年10月25日 06:50
会場内に、戻ると、間宮家の党首が廉に挨拶にくる。「これは、神崎様よくお越し下さいました。神崎様がきたとなれば、それだけで、鼻が高いです」「いえ、今回は姪の付き添いできただけです」「姪っ子さん?」廉の言葉が期待したものと違い、興が削がれたようだ。「ええ」廉夏に視線を移す。「ああ、かわいらしい」それが、廉へのおべっかだと気付いたが、廉夏は顔に出さない。「ありがとうございます」「富山