検討①葛根湯

おそらく一般に認知されている漢方薬で一番メジャーな漢方薬。
風邪の引き始めに効くと言われる。結論から言うと、咽喉の痛みから始まる風邪には効かない。

葛根湯の構成は「葛根・麻黄・桂枝・芍薬・大棗・生姜・甘草」の7種生薬で出来ている。簡単に言えば、体内部のエネルギーを体表面へ発散させることで風邪を治す効果がある。そのため体がゾクッとする悪寒がある風邪の初期症状に使用される。

風邪=葛根湯のイメージが強すぎて、漢方って全然気かないんだけど・・・っていう意見をよく耳にする。恐ろしい事に漢方薬局でも風邪なら葛根湯で大体いけますみたいな話を聞いた時にはドン引きした。

悪寒から始まる風邪って、実際あまりいない。私に限っていえば風邪の初期=咽喉の痛みなので当然効くはずもなかった・・・。漢方薬局でだす質のいい漢方薬なら効くのかもしれないと試してみたが、やはり効かなかったのである。


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