備忘録「死は存在しない」田坂広志

121 この「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」とは、この宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中に「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場があり、この場に、この宇宙のすべての出来事のすべての情報が、「波動情報」として「ホログラム原理」で「記録」されているという仮説なのである。

→ 量子論的にDX化されたエンマ帳
→ 超常現象はこの「ゼロ・ポイント・フィールド」との情報交換で説明できるという仮説


199  筆者の抱く一つの科学的な仮説は我々が死を迎え、肉体が滅びた後も、ゼロ・ポイン ト・フィールドに記録された「我々の意識の情報」は、そのフィールド内に記録された「他の人々の意識の情報」、すなわち感情や想念、知識や叡智などと相互作用を続け、さらには、フィールド内に記録された「この宇宙に関するすべての情報」を学びながら、変化し続けるのではないか、という仮説である。
204 すなわち、筆者が抱くのは、肉体は死滅しても、「我々の意識の情報」は、ゼロ・ポイント・フィールド内に「永遠の記録」として残り続けるだけでなく、さらに変化を続けていくのではないか、すなわち、「生き続ける」のではないかという仮説である。

→ 肉体の死は存在する。意識は生き続けるという仮説。それ自体は既存の考え方


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