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丸の内静嘉堂「眼福」展

開始から1ヶ月くらい経ったので、少しは落ち着いた頃かと、出掛けてみました。
未だ朝一に20人以上並ぶ、人気振りです。

やはり一番人気は、国宝稲葉天目茶碗でした。個人的には、虚堂の軸が二つ出ていたのにビックリ!

虚堂の法孫から大徳寺妙心寺の僧侶が出たので、日本臨済宗の祖の様に思われて大切にされて来ました。虚堂の書は国宝×1・重文×4、に指定されています。その内二幅を御持ちとは!

数々の名物道具よりも、印象に残ったのは朱赤色珊瑚釉砂金袋水指です。景徳鎮で染め付け以外、こんな焼き物が有ろうとは~

ミュージアムショツプに、天目を意識した紙袋シャツ他色々ならんでいました。
関西弁の老婦人達が「下品で嫌ね。三井さんならこんな事、なさらない筈。やはりオイエの歴史の差かしら」と話していたので、笑いました。

いつもと同じ観賞方法で、半分ミテ帰って来ました。沢山の道具を観ると混乱、覚えられません。
もう一度通い、残りを拝見します。
更に時間が有れば、通しでもう一度でかけます。こんな風にして、若い頃から茶道具を勉強して来ました。

素晴らしい展観なので、弟子を連れて行きたいと思いました。