俳句 節句

「幟立て 見事な竹を 切り出して」

私が幼い頃、五月になると
祖父が裏庭の竹を切って。
鯉幟も吹き流しも、父の
お下がり。
今思えば余程父の誕生が、
嬉しかったのでしょう。
永く続く家の、跡取りが
生まれたのですから~