お店のコンセプトを変えた居酒屋

宴会需要の減少による売上減に悩んでいる居酒屋がありました。
その店は確かに「居酒屋」然とした佇まいで、宴会の場としてはもってこいだが、食事をする店としてはあまり相応しくないような雰囲気の店でした。

そこで、公認会計士として様々なスタイルの飲食店に接してきた経験を活かして、無理に宴会需要を取り戻すのではなく家族連れでも楽しめるような、食事中心の店にすることを提案しました。

オーナー兼店長は、さっそく提供メニューにがっつり食事系のメニューを加えました。同時に、もともと価格で選ばれているわけではない宴会向けのメニューに関しては値上げを行い、大規模な宴会スペースは小さく区切って少人数で食事ができるスペースを増やしました。

その結果、売上の回復が見られ、これまでお金を貸してくれなかった金融機関がお金を貸してくれるようになりました。私はその状況を見届けてこの案件から手を引いたのですが、今でもその居酒屋がこのコロナ禍を乗り切ってくれていることを確信しています。

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